勝ったけどさ

得点を沢山奪うことが出来た香港戦よりは面白い試合だったような気がします。いろいろ新しい選手が出たということもありますが、一進一退の攻防はやはりサッカーの醍醐味ですからね。但しスコットランドってあんなチームなんですかねえ。ベストメンバーからかけ離れた選手達を使わなければならなくなったスコットランド監督も逆に言えばかわいそうな感じもする試合であった。
日本のチームもベストメンバーとはとてもいえないであろうメンバー構成でもそこそこ試合をこなせたという点から見てもスコットランドの選手層の薄さを感じてしまった試合でもある。なんにしても負けるよりは勝つほうが良いわけで、香港戦の様に決定的な場面は少なかったが、2点とも文句なしのゴールであったことも良かったのではないかなあと思う。
しかしデフェンスで回して前線に放り込むだけのスコットランドの試合ってどうなんだろうね。意外にパスが回せるチームのようでしたので、回せるところは回して行くことも大事なんでしょうし、バイタルで前が空いてもドリブルで仕掛けることをせずにサイドに流して、そこからクロスを上げてているようでしたが、そのクロスの精度もJリーグより精度が無かったようにも感じる。前線で張っていたFWも日本のDFラインを全く見ずに、自分の感だけで動いて殆どがオフサイド。阿部のラインコントロールで完全に引っ掛けることが出来たのですから、その選手の力も分かるような試合でした。
FIFAランキングで30位のスコットランドに対して40位の日本。もっともっと危ない場面があってもおかしくは無いはずなんでしょうけどね。幾ら2軍並みのスコットランド代表だとしても。まあ、そういう意味では日本の代表にとって勝利したことは嬉しいが、世界の力を見るという点では残念な試合であったとも言えそうだ。
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