ボスニア・ヘルツェゴヴィナ戦

ボスニア・ヘルツェゴヴィナは一体どの様な国なのでしょうか?
旧ユーゴと言った方がわかりやすいかな。サッカーを見ている人であれば
あのストイコビッチの故郷がある国、またはサラエボと言った方が良いだろう。
もちろん旧ユーゴと言えばW杯の予選であたるクロアチアもそうである。
3年半(1992年〜1995年)に渡る民族闘争の末20万の死者をだし
200万の難民を出した国でもある。日本のGDP490兆円に比較して
ボスニアのGDPは8000億円と経済的には恵まれていない。


今日の日本代表の試合は前半ロスタイムに先取点を取ったが、不運なPKや
GKのハンブル?を押し込まれて逆転されるも後半ロスタイムに同点に追い
つく苦しい展開であった。決めるところで決められなかった付けが後半に出た試合。
サイドからの崩しに崩壊する日本のDF陣、特に左サイド、三都主の裏を徹底的に
憑かれてしまった。ボスニアの決定力不足で助かった試合の様に思えてならない。
FIFAランク65位のボスニアに18位の日本がいいようにあしらわれた様な内容
だった。日本の得点はどちらも出し手が中村だった。また得点も海外組と言わている
高原と中田。得点だけを見るとやはり海外組が中心になるのかなあと言った予感がする。
もちろん小笠原も悪くはなかったが、それでもやはり体格的に落ちると非力に見えて
しまうのは、海外でもまれていないからなのだろうか。但し海外組でも小野や稲本は
今日の試合では消えていたようにも思うがやはり途中出場だったからだろうか。
どちらにしてもW杯で決勝トーナメントに出場するにはまだまだ何かが足りないように
思えてならない。