何処だか分からずに連れてこられたお寺どう見ても中国風である。境内には七重の塔があり、そのしたには日本と同じように線香がいぶっている。もちろんお寺と言うこともあり無料である。手前に見える仏像？らしき物は手前にいる人と比べて、その大きさが分かる。この寺ではちょっとだけ休んでいたが、そこに酔っぱらいのおじさんが近づいてきてなにやら声をかけてくる。何を言っているのかさっぱり分からないが、通訳して貰うと「おまえは日本人か？」「俺は今仕事がなく困っている」「いくらかのお金をくれ」とのこと。酔っぱらった人が金に困っていると言われても、どう判断したら良いか分からない。私は下戸だということもあってか、酔っぱらった人間が金を恵んでくれと言われても信用できないたちである。しかたがないので、通訳して貰った。「酒を飲んでいる暇とお金があるなら仕事を探せよ」と言ってやったら、すごすごと何処かえ消えて行ってしまいました。仕返しも怖いのでこちらもすごすごと帰ってきました。今思うとお寺だけにそのような人も集まるのかなあ・・・と。
