昨日までまとめたようにJ1昇格には先制点が非常に重要であること。また得点源であるFWの存在がクローズアップされてきたが、そこで今シーズンの山形のチーム先取点(負けていても構わずにチームで誰が先取点を上げたのか)と試合を決める決勝点(追いつかれたり相手に得点が生まれた場合にはそれを越える得点を上げた選手)が誰が多いかをまとめてみた。但しレアンドロがチーム最高得点の23点を取ったことからある程度は想像できるが果たしてその想像通りだったのかが注目となる。いろいろなところで噂のあるレアンドロだけに山形にとってどれほど重要な選手かが浮き彫りになりそうな気がしないでもないなあ。
- チーム成績
48試合中山形が得点を奪った試合は36試合、勝利数は17試合。
- チーム先取点
選手名 試合数 占有率
レアンドロ 10 27.8
財前 4 11.1
原 3 8.3
佐々木 3 8.3
小原 3 8.3
レオナルド 3 8.3
根本 2 5.6
林 2 5.6
内山 2 5.6
氏原 1 2.8
秋葉 1 2.8
本橋 1 2.8
オウンゴール 1 2.8
- 決勝点
選手名 試合数 占有率
レアンドロ 6 35.3
林 2 11.8
小原 2 11.8
内山 2 11.8
財前 1 5.9
氏原 1 5.9
根本 1 5.9
佐々木 1 5.9
秋葉 1 5.9
- まとめ
まとめるまでもなくレアンドロがダントツのトップ。もちろんチーム全体として彼に得点できるような動きをしているのだから当たり前の結果といえば当たり前だが、チームの先取点よりも決勝点の方が高い確率を出していることからすると。彼の得点が試合を決める場面でより多く生まれたと言えるだろう。もちろん山形のエースなので彼が決めたら勝たなければならない事は選手みんなが感じていることから、彼のゴールで勝ち越した時には確実に勝てるような守りも出来たからなのかもしれない。どちらにしてもやはりレアンドロが山形を去ってしまった場合には非常に大きな穴があいてしまう事だけは間違いない結果となってしまった。以外だったのは試合出場時間が非常に少なかった原がチーム先取点の3番目につけていることである。原が湘南に移籍したことから考えると、彼が先制を狙ってくることは明かであり、また決定力もあることで十分なケアが必要になるだろう。