第１セット、第２セットも結構危ない部分もあったが、ＮＥＣのミスからじわじわと差が付く展開で２５−２０、２５−２０で勝利したが第３セットは全く逆の展開で１９−２５で落としてしまう。特にサーブカットのミスが後半立て続けに起きてしまった。気持ちの問題なのか、何なのかは解らないがどうもＮＥＣとは面白い展開になりやすいようだ。第４セットに至ってはもうどうしようもない９−２５。これほど壊れてしまうのか？パイオニアに取ってはあまりやりたくは無かったＦＵＬＬセットの勝負。しかしＮＥＣはあの第４セットの勢いを何処にやってしまったのだろうか？スロースターターなパイオニアが前半から得点を積み重ねマッチポイントから３点を奪われるも１５−１０で勝利し５連勝。第４セットとの途中から栗原を休ませたことが第５セットのび序盤に功を奏し、栗原があたった。もちろん最期はキャプテンの佐々木が決めたのだが。ところで佐々木は笑うんですねえ。初めてみたような気がするなあ。まあどちらにしてもここに来てようやく実力を見せ始めたパイオニア。第１クール？バレーの場合はなんて言うのかわからんが、まずまずの成績。気になるのはバックマンの攻撃参加であろう。どの様な形を作るか、特にセンターに入った時には殆どがダミーでしかない。毎週試合がある中でどの様にコンビネーションを作っていくか、吉田監督の肩に掛かってきたようだ。尚デンソーが３−１で勝利したためセット率で一つ縮まったが、まだ順位はパイオニアが上、東レが車体に３−０で勝ったとしても順位は変わらず３位をキープ出来る。
