鳥栖戦、10人で逆転勝利

前半に1点を取られ、後半開始2分で秋葉が2枚目のイエローで退場した時点で、昨年までの山形なら良い試合をしたが勝てなかったで終わってしまう所であったが、今年の山形はやはりひと味違った。
今日の私はバックスタンドで見ていたが、臼井にしろ豊田にしろかなり気合いが入った雰囲気を醸し出している。豊田はボールボーイに「速くよこせ」と多少怒鳴り気味に呼び込む等本当にボールボーイは怖いくらいだったのでは無いだろうか。
宮沢が深く抉ってマイナスのクロスを先日の木藤のように決めたいところだったが決まらなかった。そして石川のCKを豊田が豪快に同点ゴール。今度は石川のFKを横山ががっちり決めた。この3人全てがレンタル選手と言うことが何とも言えませんが、このままの勢いで行きましょう。
秋葉は勝ったから良いような物のもっと冷静に行きましょう。確かに今日のレフリーのジャッジはいろいろな場面で納得がいかないシーンはありましたが、これは両チーム共にそう感じたのでは無いだろうか?
さてこうやってみると得点を取った選手が目立ってしまうが、忘れてはならないのが前半に訪れた決定的なシーンを2度のファインセーブしたことを忘れてはならな無い。
開始5分で訪れたGKとの1対1と15分頃に訪れた直接FKのピンチを片手一本でセーブした。流石に3本目のループシュートは相手を誉めるしかないだろう。
鳥栖は先制して山形が10人になってしまったために引いてカウンターにしたようだが、セットプレーでの曖昧さから失点をしてしまったが、前半の動きや山形が得点をするまでは本当にパスが繋がり、手も足も出ないような感じであった。特に前半は鳥栖サッカーとはこうだよと言うところを見えつけられてしまった。もちろん山形も怪我人続出で思う様な布陣を組めず臼井が右SBに入らざるを得なかったこともその要因なのだろう。
佐々木が途中で変わったのは、臼井を1列前に上げる為でもあるが、それよりも交代前の5分ほど前に佐々木が右ふくらはぎの後をさわっていたのが気がかりである。どうか私の取り越し苦労であって欲しい。
次節の愛媛戦は1枚でも2枚でも秋葉は出場停止であったのだが、秋葉は第1クール2回目のレッドなので、2試合出場停止となる。これ以上の赤紙は制裁の対象になりかねない。特に異議でのイエローは絶対に貰ってはならない物である。冷静さを忘れなければ出されないイエローである。もちろんその熱さが皆に感染して勝ちに繋がったかもしれないが。