久々の勝利は爆発的な喜びとなって会場を包んだ。試合内容は決して良い物ではなかったが運も味方したように思う。前半石原のシュート。後半アジエルの左とヘディング。この決定的なシーンで１点でも奪われていたら、あのラストは無かったはずだ。
携帯でチェックした時にはしっかり財前が先発で、木藤がサブであったはずだが、試合が始まって試合中にゴール裏から木藤のコールがあって初めて気が付いた。「財前ボールにさわらないなあ、財前でも消えて見えることもあるんだ」と思っていたら、本当にいなかったんですねえ。
林、坂井の２トップにして右ＭＦを北村に替えてから、相手ＤＦの裏を狙って放り込む試合が多くなったが、そのためか相手ＤＦラインを下げる効果があったようだ。またこの２トップ＋北村が必用に追いかけるため相手ＤＦも放り込まれたボールをセフティーにサイドラインを割るような展開が多く、スローインを沢山貰い、山形ＤＦラインを高くする事が出来た。
勝つには勝ったが試合としては面白みに掛ける物であったが、如何せん９試合勝ち無し、５連敗中、また財前、臼井、豊田、小原、木村がいない今の状況では割り切ってやるしかないのかもしれない。
北村が夏は弱いと本人も言っているが、昨日は意外と涼しかったからか、それともコンデションが良かったからか、右に左にと走り捲った。北村が臼井の役割のように運動量で相手を圧倒した事で、相手にミスを誘うことが出来たのかもしれない。まあそれほど湘南も大きなミスはしなかったようにも思うが・・・。もしかして横浜ＦＣから来た選手は運動量が凄いのかしら。
次節は強い強い札幌さん。どうなるかはやってみなければ解らないのがサッカー。第２クール勝ち点をいろんなチームに沢山プレゼントしてしまった分、首位の札幌さんから熨斗をつけて返して貰うしかない。第２クール３勝目を目指して頑張ってくれ。
山形が劇的勝利で湘南を下し、連敗を5で止める。（Ｊ’Ｇｏａｌ）
山形FW横山Ｖ弾で10戦ぶり勝利 （日刊スポーツ）
10戦ぶり白星、横山が決勝ヘッド・湘南戦 （山形新聞）
横山が決勝点、連敗止め９勝目 （毎日新聞）
連敗ストップ 湘南に１―０ （河北新報）
