みちのくダービー・プレビュー

みちのくダービーとか東北ダービーとか色々言われるが、私の中ではやはりみちのくダービーが一番ぴったりする。仙台は14日、15日と2日間の非公開で山形に立ち向かってくるようだが、その理由はいろいろあるだろう。岡山が出場停止。ナジソン。関口の復帰。斉藤の加入、菅井の復活等、ここまで2戦対決したときとは違う形で臨んでくるからだろうが、逆を言えばそれだけフィットさせるには時間が足りなかったことを暴露しているようなもの。相手に穴を見せたくないとの配慮が手倉森の中にあったればこそと、思わず思ってしまう。もちろんその穴をどの時点で山形が見つけ出しついていくかも面白いのかもしれないが。
今シーズンの3クール制はこのダービーだけを取れば全く山形にとってはとんでもなく不利なものになっていることは確かである。ホーム&アウエーの成績がこれほど顕著なカードも珍しいのではないだろうか?やはりあのユアスタの雰囲気はたまらないものがある。第1クール同様前半から上手くリードできたとしても仙台サポの声を聞いた仙台選手達は怒涛の攻撃を仕掛けてくるし審判も惑わされてしまう。しかし、それでもおそらく後半立ち上がり15分までだろう。そこまで仙台を0封に収めることが出来れば、仙台サポの応援も逆に仙台選手達にはあせりを与えるだけとなる。後ろに出来た広大なスペースに上手くスピードに乗ったカウンターを仕掛けゴールを奪うことが出来たなら、満員となるであろうユアスタに山形サポの声だけが響き渡ることになる。その中で喜び合う選手達。そして残り時間を気にしながら、攻撃を仕掛けてくる仙台の選手達にあきらめの表情が現れた時こそが山形の勝利の瞬間となるのだ。
アウエーであることを考えればリスクをかけた攻撃を仕掛けることは無いにしても、ダービーと言うことを踏まえれば、選手達には「絶対に勝て」といわざるを得ない。それはやはりダービーだからだ。

すべての力をぶつける時が来た。山形は3年ぶりのユアスタ勝利をつかむ! ( J's GOAL:山形 )
2週連続の非公開練習の中で、山形へ対する上での最高の形は見つけられたか。( J's GOAL:仙台 )

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