福岡戦・勝ったぞ〜。

観客数は思ったほど伸びずに6,169人。う〜ん、ちと寂しい。まあいろいろあるだろうが、あの広島戦のような雰囲気の中で試合をさせてあげたかったなあ。
さて、試合のほうは、前半からどちらもゴール前がアバウトすぎて枠になかなか飛ばないシーンが多かった。福岡のシュートって前半どれだけあったのかなあ。よく分からないほど少なかった。そして前半は宮沢の惜しいシュートとハーフナーのダイレクトボレーくらいでした。
後半開始1分PA近くで受けた豊田が振り向きざまに左足を振り抜くと見事にゴールネットを揺らす。これだけ綺麗なシュートは久々である。その1分後に財前が2枚目のイエローで退場。長い長い43分を残して一人足りなくなってしまう。この後はブロックを作って、縦パスとDFの裏をケアする形に変えた。草津戦でもこのようなシーンを経験しているので、ある程度素早く対応できたようである。こうなると福岡が優勢に見えるのだが、どうやって攻略するのかと思われたが、攻め手のバリエーションが少ないのか、ゴール前に持って来れない。持ってきても枠外やCKにされてしまう展開が続く。
後半残り5分を過ぎるとゴール裏だけでなくメインもバックも手拍子で選手に力を与え始め、福岡はミスを重ね始める。そして長いロスタイム3分を守り切って、貴重な勝ち点3を奪うことが出来た。
この日ヒーローはゴールを決めた豊田と完封に貢献した園田。特に後半ほぼ45分間数的不利な中戦い足が止まるかと思えたが、園田がすばらしい反応で対応してくれた。試合開始前には園田のポジションに不安があったが全く感じさせないプレーであった。馬場はやはりボールを持たせると上手い選手であることを証明してくれたが、それに対する回りの動きがもう少しであったが、その部分が改善されればかなりの戦力になることは間違いなさそうだ。特にプレッシャーがあまり無いチームとやるときには効果が大きいように思う。
財前は、う〜ん、久々の試合でちょっとプレーが雑になり、それを取り戻そうと必死になりすぎたように思う。2枚貰ったイエローはどちらも相手陣内でのことを考えると、冷静さが足りなかったかな。またダイアゴナルな動きも少なかったし、試合感が無かったようにも感じられた。
全体としてはシュート数が5本と少なく、後半は殆ど守備でしたのでとても心臓に悪い試合でしたが、財前の退場が先制してからだったのが救いだったかな。守備はかなり良かったが、中央突破されそうな場面や、バイタルをフリーにする場面もありましたので、この部分の修正は必要な気がする。これから残り6試合はもっともっと大変でしょうが勝つしかない。岐阜も一時の悪いときを過ぎてしっかり山形に照準を合わせるように今日勝ってきております。何が何でも岐阜には勝ちましょう。その前に天皇杯がありますが。
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