前半はじめから動きが良かったのは仙台。いつでも得点シーンが生まれそうだった、そして前半１４分にスコアーが動く。意外にも横浜ＦＣの得点。ここまで前線までボールが運べなかった横浜ＦＣだったにもかかわらず先制してしまうあたりがサッカーの難しいところ。左からのクロスと御給が素晴らしいヘディングシュートだったが、反応の早いＧＫが何とかボールに触るも毀れてしまう。そこに根占がつめてＧＫの手をかわすようにネットを揺らしてしまう。この後１０分程横浜ペースだったが、セカンドボールが拾えない横浜が自陣に押し込まれてしまう。今回ＦＷに入った中島の動きが良いようでボールに触るチャンスが多いのだが、多少無理な体勢で触ってしまい逆に味方のチャンスを潰しているようにも思えた。仙台にもビッグチャンスはあった。平瀬がトラップし、ショートするものの合わなかった。合っていれば間違いなく同点だったろうなあ。
このまま終わる試合にはとても思えない。会場の半分を埋め尽くすサポータが黙ってはいないだろう。但し選手達には逆にそれがプレッシャーとなり焦りが出てしまえば横浜のものになりそうだ。もちろんサポータの力で逆転する可能性も十分に出来るような前半であったことは間違い無いところ。横浜のねらい目は岡山のところのようにも思える、足に地がついていないようなプレーが２つ３つ前半にありましたからね。横浜のＦＷはそこを見逃さないことですね。
