パスが回ったとの評価もあるのだが、如何せんＤＦとボランチと言う低い位置でのパス回して、シュートまで持ち込めないことには相手に怖さを植えつけるまでいかな為、余裕を持って守備をされてしまった。勿体無いのが園田を入れてパワープレー気味に攻めに転じたが、本来なら園田に当てて落として長谷川がシュートに行きたいところで、何故か長谷川に当ててしまうシーンが多かった。園田はヘディングに良いものを持っているし、長谷川は足元に上手さを持っている。出来れば逆の形を何度も作りたいところであった。
また怪我から復帰してきたばかりの園田を使ったが為だろう、園田は試合中に足を引きずる姿も見られ、新しく入って動きで勝負して欲しかったが、ままならずに疲れた選手が彼のフォローまでしなければならなくなったという台所事情も災いしたようである。後半４０分過ぎの財前のクロスを上手くゴールに繋げることが出来たらさぞや盛り上がったであろうが、残念ながらそうならずに終わってしまった。それでもホームで得点が取れたことや、廣瀬の果敢な攻めでゴールを生み出したことは次に繋がるものと期待したいところである。
ナビスコを勝ち上がるにはさまざまな条件が必要となったが、リーグ戦再開を上手く入るためにもホームに強い神戸ではあるが、大事に戦い、勝利をもぎ取って、僅かしか無い可能性を残すことも大事だろう。もちろん再開前のラストゲームですので、怪我明けの選手のゲーム感を取り戻すためにも重要になることは間違いないところであろう。
山形、柏ともに決定力を欠き、痛み分けのドロー(Ｊ's GOAL)
パス回るがシュート打てず、柏と1−1(山形新聞)
山形ドロー、決勝Ｔ厳しく ヤマザキナビスコ・カップ (河北新報)
柏と引き分ける 宮沢が同点弾(朝日新聞)
