確かに立ち上がりは山形の時間帯もあったが、川崎も慎重に入ったからとも言えそうだ。１５分過ぎからはワンサイドゲームの様な試合になってしまった。繋ごうという意識が高かったとも言えそうだが、それも早い時間にボールがつなげたからというのもあるのだろう。逆にもっとシンプルに裏を狙うような形で、相手のＤＦラインを下げる動きも必要だった様に感じる。但し最初に失点はその高い位置でボールを奪われ石井が交わされた瞬間に、全てが決まっていたのかもしれない。そのフォローに入ったのが園田だったのが痛かった。昨年も同じような感じで交わされて打たれて失点したシーンを何度か見たような気がする。ドリブルを仕掛けてくる選手に何故あれほど脆いのか。２点目はサイドにより過ぎて反対側に広大なスペースを与えてしまい、そこを使われてしまった。但しどちらのシュートもＧＫが手に当てているんですよね。清水だったら、なんて事を思ってしまった人は少なからずいるような気がするのだが・・・。後半にビッグチャンスが何度かあったのだが、そこを決めきれない歯痒さばかりが残る試合となった。Ｊ１、３年目で一番苦しいシーズンに今期はなるのかもしれない。試される１年が始まったようである。選手もサポもフロントも。
船山が開幕戦で怪我をしての交代となってしまったのだが、今後の試合にひびかなければ良いのだが、果たしてどうなることやら。見た感じでは膝間接の故障のように見えたのだが・・・。また新加入選手で出場したのが船山だけ、川島や大久保を使う展開は無かったのかなあ。まあ明日のＴＧでは間違いなくこの二人は使われるでしょうね。そこで見せてくれるのか？やはりサブが妥当なのか？見極められる事になるのだろう。
あ、そうそう、今年はポジションを動かしてセカンドボールを拾うというテーマもあったはずだが、如何せん全く拾うことが出来なかった。それにごちゃごちゃと密集になったところで何故か相手に出ちゃうのは何故なのかなあ。あれが山形に転がっていたら、少しは違った試合になるはずなのだが・・・。
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