立ち上がり高い位置からのプレッシャーで流れを呼び込んだ日本。その中で得たＣＫに相手ＧＫが目測を誤り、前に出てしまった為ドフリーで叩き込むことが出来、先制点を挙げ、先日の試合より楽な展開になるかと思われたが、日本のプレスも緩り、日本に慣れてきた韓国が、上手くボールを回して繋ぎ始めると、後ろを追いかける展開になり始めてしまう。そんな中デフェンスでボールを回しているところで、滑って転んでしまい、一気にゴール前まで運ばれ、狙い済ましたチ・ソンヨシュートは左上隅に飛び込みネットを揺らしてしまう。これで同点されてしまう。ミスからの失点ですね。もちろん転んでしまったことはいけませんが、転ぶようなパスを出してしまった責任の方が重いでしょうね。
前半ロスタイムに機を見ていた沢がＰＡ左外を駆け上がり、中央にクロスを入れると、相手ＤＦを背負いながら反転した川澄が前を向いたところで、相手ＧＫが詰めるように前に出ると、それを待っていたように、右でフリーでいた大野にボールを出すと、大野も冷静に相手ＤＦの股間を抜くシュートがゴールネットを揺らし、粘る韓国を突き放し前半を終わる。
後半もいきなり韓国のシュートから始まり、完全に韓国の流れになってしまう。後半４５分は殆ど日本の流れに持ち込めずに殆どの時間を守備に費やす羽目になるものの、最後まで粘り強く守備を行い２−１のまま、終わらせることが出来、貴重な勝ち点３を積み上げることに成功した。
前半の立ち上がり飛ばしすぎたことが原因だったのか？メンバー７名を入れ替えて臨んだ日本より、韓国の方が足が残っていたように見えるの、残念ですね。後半は完全に運動量で負けていましたからね。そんな中、永里上手く終盤時間を使うシーンがありました。味方の足が止まってましたし、前に上がれないのが見えていたのでしょう。強引にシュートに行っても得点になる可能性が低いと見たのが、上手くＣＫを奪って見せてくれました。この大会ではＦＷとして出場したが得点を奪えずに、先日の試合では悔しい気持ちもあったように見えましたが、その中で頭の良いプレーに見えましたね。さてまだまだ試合は続きますし、厳しいゲームスケジュールには違いない。更に厳しい相手との試合も続くのですから、今日の試合は良い勉強になったと捉え、次に準備をして貰うしかないでしょう。でも本当に勝ててよかったなあ。
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