8−0の快勝

FIFAランクではベトナムより上のタジキスタンベトナムにあれだけ苦しんだだけにタジキスタン戦も苦しむかと思ったのだが、ザックの選手起用が見事に当たり早い時間帯にハーフナーの得点が決まったことでかなり楽に試合を進めることが出来た。タジキスタン北朝鮮ウズベキスタンとは負けてはいるが、どちらの試合も0−1での惜敗ですから、難しい試合になると思われたのですが、終わってみれば8−0の快勝。前半4−0で終わっただけに、後半の入りが難しくなると思われたのだが、ハーフナーの高さを生かした攻撃で追加点を上げたことで、相手の戦意もなくなってしまったようです。あれだけフリーでボールを回すことが出来れば幾らゴール前を埋めても、どこかに綻びが出てしまう。殆どの選手がプレスを掛けるわけでもなく、立っているだけに見えました。得失点差を考えればよい結果だったように思えます。但し最後に香川が足を攣ったのか、相手とぶつかって打撲なのか、足を痛がるシーンがあったのが不安ですね。
ベトナム戦と何処がどう違ったのでしょうか?もちろん今日の試合を見ると相手の違いも大きいですし、目的意識も違ったように見えましたが、やはり遠藤と岡崎の違いが大きかったように思う。ハーフナーももちろん良かったですが、遠藤が攻撃の底で、ボールを裁き、隙あれば裏を狙ってくる岡崎の動きに、かなり手を焼いていたように思う。藤本が出た時間帯では、左程攻撃に行かなくなったとはいえ、攻撃の部分だけを見れば良い感じのプレーが激減しましたからね。守備では問題は無いのですが、李と藤本が被ってしまったり、裏を狙わないために相手の守備の前だけでボールを回す時間帯が増えたのも彼が入ってからだったように思う。フリーランニングでよい動きをしたときにボールが出てこなかったので、彼だけの問題ではないのかもしれないが、周りの皆も、見られないのは、実績からそうなってしまったのであれば、もっとアピールすべきなんでしょうね。残り3戦、アウエーの方が多くなる分けですから、確実に勝っていくことで、次が見えてくることになる。怪我をしている選手が何時戻ってくることが出来るかはわからないが、それまで勝ち続けることが出来るよう、期待したいものである。
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