４連戦の３節目の戦いとなる明日の愛媛戦はどのように戦うのか？愛媛の成績を見ると不思議になるくらい良いんですよね。それは得点では山形より多く失点でも山形より少ない。得失点差+8はＪ２の中で２位にいる。それでもＪ２順位では９位に甘んじている。１勝１分１敗ペースで３回続いたパターンがここに来て崩すことが出来、前節では首位湘南を破って２連勝してきている。
どうやら、得点力があるようで１１試合終わって４点以上の試合が２試合。どちらも勝利している。また失点ではスコアーレスドローを含めると４試合ある。負けているのが、甲府や大分、草津などの古参のチームではある。それでも福岡や湘南といった、ここ最近Ｊ１に昇格経験のあるチームに勝利しているのですから侮れない。但し山形と愛媛の対戦成績では、７勝３分１敗。特にホームでは負け無しの４勝１分。記憶に新しいところでは、２００８年のＪ１昇格を決めたのが、ニンスタで行われた愛媛戦である。相性としては抜群に良いのですが、あくまでも過去のことであり、在籍する選手も、両チームともに様変わりしている。
気になるのが、連戦の疲れが出ないのか。またそれによる故障が発生しないのか？といったところでしょう。特に前節の東京Ｖ戦ではあれだけタイトな試合をしたにもかかわらず交代枠を１枚しか使っていない。ＧＫは別にしても、残りの８人はフル出場している。リカバリーはしっかりしているとは言っても、試合が始まって見ないとわからない部分もある。若手有望格の比嘉の怪我は痛いですね。また今シーズン４４分の出場しか得ていない伊東に至っては、ここ６試合サブにも入って来ていない。勝っているときは、弄らない方が良いといわれるのだが、果たして愛媛戦はどのような布陣を組んでくるのか。その辺も見所のひとつになるでしょう。また山形の中で出場時間が９００分を越える選手が８人もいるんですよね。また宮沢が先発をつかんだ試合以降、負け無しの５勝１分。もちろん偶然でしょうが、データとしては面白い結果である。
ところで愛媛は前節出場停止で、ゆっくり休んだトミッチが出場してくるし、フここまでフル出場してきていた村上も今節出場停止で元気な選手が出てくるものと思われる。また山形から移籍した園田はここまで９９０分フル出場を果たしている。守備の要として頑張っているようですね。彼の場合入りを飛ばしすぎると、足を攣る場面が多くなるようですが、山形戦を意識しすぎれば、途中交代もありえるかもしれない。
J2唯一の連勝対決！ パスサッカーを指向する愛媛を“自在流”山形が迎え撃つ！(Ｊ'ＳGOAL)
【モンテ】あすホーム愛媛戦、ボール支配「もっと」(山形新聞)
