既にホーム２戦をこなしてきた岐阜に比べ、２週間遅れで開幕を迎える山形。確かに２週間前も雪が降り、先週も降ったことを考えれば、開幕から２戦アウエーは仕方が無いことかもしれません。もちろんピッチもようやく雪が消え緩い状態であることは確かだが、先週の雪の中で行うよりはましかもしれない。さて今シーズン大補強をして生まれ変わった感がある岐阜ですが、山形のやる形は変わらないだろう。２試合が終わったばかりですからなんともいえないが、データ的にもボールポゼッションでは５０％大きく上回り、現在Ｊ２で１位の５８％台。シュート数も３位と数多くのシュートを放って入るものの枠内シュートが最下位。攻撃的な回数や攻撃エリア進入回数も多いにもかかわらず勝ち点が奪えていないのは、多く打つシュートの割には精度が掛けている。また２失点はスルーパスとセットプレーと相手が意図した形で上げているのに対して、萬代のシュートがそれたところに、ディエゴが足を出して、当たりそこねたシュートが枠を捉えたと言うもので、意思がかみ合ってのものではない。
そろそろ、意思疎通がかなったシュートも見てみたいものである。もちろん勝つためには当たりそこねだろうが、ボールが枠を捉えることが大事なのかもしれないが、それでもこれぞ山形の攻撃と言うものを見せて欲しいなあと思う。焦れてカウンター一本でやられてしまうシーンは、昨年何度も見ましたので、どうかそのようなシーンが生まれないことを願いたいものである。
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