先制点は素晴らしかった

前半開始3分。ディエゴとロメロのパス回しから、抜け出したディエゴの左足シュート、完璧でした。枠の外から巻いてゴールネットを揺らすのですから、どんなGKでも止められないものだと思います。この早目の先制点で、ラインが下がってしまった山形。前半防戦一方の試合となりました。そんな中ディエゴとロメロで2回ほどチャンスはありましたが、特に得点した後のチャンスを逃したのが痛かったなあ。そして前半何とか凌ぎきり、1−0で後半折り返すことが出来ました。
前半のあの内容を見ると、後半かなり危ないかもしれないと思ったのですが、その予想が現実の元なってしまいました。後半立ち上がり5分過ぎから立て続けに2失点。山形右サイドが狙われてしまいました。失点した3点すべてが、その右サイドからの速いボールでした。まあね、3点目はリスク掛けて守りを手薄にしたこともあるので、仕方が無いですが、後半立ち上がり注意してはいたのでしょうが、見事にやられちゃったかな。
湘南と山形の違いは、何と言っても湘南はミスが少ないということに尽きますね。逆に山形はミスが多すぎます。二人、三人と囲われてボールを失うことはあっても、トランプミス等で失う事がほとんど無いですからね。もちろん多少のパスミスとかや、五分五分のボールを山形のボールにすることはあっても、それ以外では失うことが少ないですから、周りも動きやすいでしょう。攻撃に出た瞬間、PA内に5人も入ってくれば、アバウトなボールでも、その辺に速いボールを入れてくれば、あわせてしまうでしょうからね。基本の部分が違うように感じました。それだけ鍛えられているということなのかなあ。試合前のシュート練習もボールのスピードが速いにもかかわらず、しっかり枠を捉えているのを見ても、反復練習をこなしてきていることが伺えます。
ミスが多いと嘆くシーンが多い山形。これからこれを直すには、シーズンが終わってしまいますから、ある程度致し方ない事として、ダイナミックにボールを動かして、人も動かして勝っていくしかないのかも知れないなあ。それにしても、随分あっけなくやられちゃったなあ。
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