勝つ試合

なんと勝ったのは2試合しかない。まあ分かりきった話でした。
第9節の徳島戦でした。先制されたが後半逆転して勝ったんですね。レアンドロ
引っ張って得点機会阻止のため赤紙が出てしまい。数的有利の試合で取らなければ
ならない時間帯に小原の逆転ゴール、但しそれ以外にも決定的なチャンスを物に
出来ずに最小得点差1の2−1での勝利。続く第10節、柏戦。前半早い時間に
得点を奪い、前半2得点、後半にも最初に得点を奪い3−0で決まったかに見えたが
永井の肩に当たってコースが変わる不運もあり1点返されたが3−1で勝利。
この2試合。その他の試合と比べて何が違うのでしょうか?


先ずは徳島戦、高林のトラップミスを突かれ、前線の羽地に一発で通され、ほぼフリー
で冷静に決められた。ここまではいつもの試合のペース。ここからは山形が変わった
のではなく、徳島が全く違うチームになってしまった。もちろん前半は得点した流れが
あったので、それほど引いたようには感じなかったが、後半に入ると完全に引いてしまう
そんな中佐々木のゴールが決まり同点。ここが多少違うところ。前節の湘南戦にも
終了間際に本橋のゴールが決まり同点で凌いだ流れがあったのかもしれないが、
それよりもかなり早い時間に同点に追いついたのが功をそうした。
赤紙1枚出てからは、完全に守らなければと言った気持ちが徳島に現れてしまいゲームに
ならないような状況でもなかなか得点が奪えない山形。そんな中でCKから小原が決めた。
何しろ相手は羽地のシュート1本のみで全く撃ってこない。これは山形の問題ではなく
徳島の問題だ。従って山形はいつもの試合をしたにもかかわらず相手が勝手に転んだような
試合に見えた。


柏戦、こちらは試合を始める前に柏が壊れていました。怪我人が多く試合に臨めない
状況で、尚かつ2連敗中の相手であったが為の勝利か?もちろん奪って早いボール出しに
レアンドロオフサイド無しにすり抜け、マイナスのボールを財前が冷静に決めた。
前半の終わりかけ?(39分だからまあ良いか)に貴重な追加点をレアンドロが上げた。
レアンドロが左の中央よりからドリブルで持ち上がり、右の佐々木に預け前に走った
レアンドロと相手DFの競り合い部分にボールを出し、レアンドロが相手DFを旨く
かわし、GKもかわして無人のゴールにシュートしての追加点。これは今までの山形とは
明らかに違う。レアンドロの個人技が光ったと言えば言えなくもないが、まあね相手の
DFが弱かったと言えばそれまでか?柏のFWに入っていた北嶋が怪我で途中退場して
しまったことが前線でキープ出来なくなり、ディアゴ頼みの柏には流石に勝てますね。


こうやって見ると山形が勝った試合は、相手の状況がかなり加味されそうです。
どうやったら、相手を壊すことが出来るのでしょうか?まずは先制点、失点をしない。
この時間を長くキープすることですね。もちろんむやみやたらに引いて守ってしまっては
いつかは失点してしまう。ではどうやったら失点しないか?特にDFとボランチのバランス
が重要なのでは無いのかなあ。臼井や木村の上がったスペースの消し方や、CB二人の
間をぶち抜かれない方法。わからんなあ。そんなことどうすれば出来るのでしょうか?
攻めるには人数をかけねばならんし、守るにもある程度の人数が必要だろうし。
前線もDFも人数が必要なのは分かる、そのためにはやはり不用意なミスパス(横パス)
を避ける。出来るだけコンパクトにする。相手DFの裏を狙う動きを1人や2人ではなく
入れ替わり立ち替わりいろいろな人が試み相手DFを下げさせる。言うは易いが行うは
難しかな。高林も言っていたが、「迷いは無くなったやるだけ」これですね。
あ〜、やっぱり私も精神論かい。情けない。何せサッカーは高校のクラス対抗の
サッカー大会位しかやったことないし、何がどうやればよいかわからん奴が書くと
精神論しか浮かばないなあ。まずは愛媛戦勝とう、自分らのサッカーで。