山形 vs 柏 プレビュー

現在柏の監督を務めるのが石崎氏、石崎氏は95年〜98年まで山形を率いた監督であり大分や川崎でJ1昇格を逃すもその指導ぶりはJ2では知将と呼ばれるほど。もちろん山形にも川崎から移籍した選手初め石崎氏が監督を務めた時の選手もおりその恩返しもかねて第1クール同様に勝ちたい所だが、前回闘った相手とは今節は違う。あの当時の柏は怪我人が多くまともに先発も組めない状況であった。従って今節が初めての柏戦のようなもの。これ以上上位に負けてはJ1昇格が夢となってしまう。特に7月はホームに上位チームを迎えて闘うことから7月初日の試合は完膚無きまで叩きつぶしたいところだ。また下記のプレビューにも乗っているが両チーム共にパスサッカーが信条なことから、前回闘ったようにボールをどの位置で取ってカウンターを仕掛けるかにかかっている。もちろん山形も前回闘ったときよりは数段戦術や連携が良くなっては来ているが、非常に勿体ないちょっとしたミスが失点に繋がっている。相手が柏だけに下位チームにはないミスを確実に得点に繋げるだけの攻撃力や選手個々のスキルもたかいことから、不用意なミスは非常に危険になる。コンパクトなサッカーをしながらも危険を察知するアンテナも高くしていたいところだ。先発は今のところ分からないがDFと守備的ボランチは渡辺、小原、レオナルド、木村、内山になるだろう。この5人で完璧に押さえ込むしかない。もちろんセットプレーでは相手DFの岡山をどの様に押さえ込むか、また岡山が上がっているうちに精度の良いカウンターを仕掛けられれば面白い展開になる。確かに相手のCKは要注意だが、逆に言えばこのときのカウンターこそ得点機会と考え虎視眈々と狙って欲しい。

J’Goal 得点の糸口は、攻守切り換えの先手争いとセットプレー
日刊スポーツ 山形5人衆石崎監督にキバをむく