観戦直後の感想

先制点は左で細かくボールを繋いでワンツーで抜け出した宮沢が遅れて入ってきた氏原にクロス、これを落ち着いて氏原が決めた。但し問題点は沢山あった。まず一つはボランチに入った秋葉のバックパスのミスや前を向けない姿勢、トラップミスなど。また右サイドでは佐々木が前を切られると諦めてしまう姿勢。高い位置ではトライしてくれないと得点には繋がらない。また上がってしまうと戻りきれない等。特に後半の失点シーンでは如実に表れてしまった。臼井が一人で二人を相手にしてしまうシーンを作ってしまい。このボールが逆サイドまで上げられ、清水が振られて決められてしまった。またチャンスの時に転ぶシーンが多すぎます。確かに濡れたピッチは滑りやすいのはわかるが、ホームで相手より転んでいてはどうしようもない。また得点を取ってからは曖昧な守りの姿勢になってしまった。完全に守りの姿勢からカウンター狙いでも良いし、攻撃的に行くのでも良かったように感じる。まずはどちらかに絞った形を見せるべきであろう。得点を取られてからもその姿勢が変わることが無く、ボランチに入ったボールをDFに戻すシーンばかりが多かった。その点湘南の佐藤はやはり旨いなあと思わせるシーンが多い。プレースタイルが違うので一概には言えないが、もっと前を向いて状況判断を速く出来る様にすべきであろう。どちらにしても、残り試合が少なくなってからの3試合連続引き分では不味いだろう。この試合で感じたことは秋葉はタイトなゲームスケジュールでは使ってはいけないと言うことである。1週間しっかり休ませないとパフォーマンスが極端に落ちてしまい、状況判断も非常に悪くなると言うことのようである。J2では使いづらい選手の一人かもしれない。氏原はやはり前半30分位しか持たない様だが、宮沢と氏原の旧新潟コンビは意外と良いようなので、しばらくは使うことになるのだろうなあ。もう1点を取るためにはどの様に組み立てるのかをもう一度、練習から組み立てて欲しい。何しろシュートが少なすぎる。前半4本で後半は僅かに1本ではとてもとても得点など取れる物ではない。次節から2試合アウエーが続くが、レアンドロも戻ってくるし何とか勝って次に繋げよう。但し可能性は殆ど残っていないようにも感じるが、奇跡を信じるしかないでしょうね。