第51節 徳島 vs 山形 レポート

先制点をアシストした佐々木がこの試合縦横無尽に走り捲ったのが印象的であった。前半早い時間にサイドを抉ってのクロスは根本にドンピシャ。後半3点目は縦を切られるとミルは中に切れ込んで相手DFを2枚かわして撃ったシュートは僅かに相手GKの手にあたり、そのこぼれ玉に前半から外し捲っていたレアンドロが詰めてゴール。この得点はほぼ佐々木のゴールと言って良いだろう。それ以外にも後半立ち上がりから若干自陣で徳島の攻撃を受けると、前に出て40m以上のロングシュートを狙ってきた。ヒットしなかったが、相手のDFを下げることになり、間延びした相手陣形を作り出すことに成功した。但し完璧なゴールもあったが、相手のミスを突いた得点が多く、フリーで撃ったシュートが枠を外れるシーンが多かった。またDF陣もちょっとした油断から相手をフリーにさせてしまうシーンもあり、まあ相手の決定力の無さに助けられた感も否めないが。それでもJ2参入以来初の5得点、それも完封という仕事ぶりは絶賛しても良いだろう。ここ最近樋口のコメントが面白くなって来ている。悪い部分を的確にコメントとして指摘するようになってきたことはチームに対して本腰を入れたと見た方が良いのか。今まで表立って言って来なかったのにはそれなりの理由があるのか?それとも来年を見越した発言なのか?なんでも良い。今までのように試合内容は良かったが、だけではダメなのだ。悪い部分もコメントし自らプレッシャーをかけて修正していかなければならないのだから。

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