明日はみちのくダービー。宿敵仙台を倒すためにここまで上がってきました。どうせやるなら勝って順位を入れ替えられる位置まで登って来ました。ここまでの戦いを見ると佐藤円さんがいわれるように攻撃の仙台、守備の山形と言った構図だが、引いて守るのではなく高い位置から守備の意識を高くして奪い取ったりタッチライン際に寄せて奪い取る様な守備を展開する。仙台は昨年までの外国人に任せっきりの攻撃ではなくどこからでも攻撃を仕掛けてくる。だからといって引いて守ってしまっては仙台の思うつぼ。仙台は真ん中を経由して中央を狙ったり、サイドに展開したりと攻撃パターンが様々である。中央に正確なボールを出させないことが先ず重要であろう。仙台が上がる瞬間にボールを奪いそのあいたスペースを上手く使って攻撃に出よう。そして決めるべきシーンでは確実に物にしていこう。さて山形にとっては非常に残念なのが、財前と木村である。前節の徳島戦で怪我をしてしまった彼らはこの時間のない中３日ではとても今回の試合には出場が難しい様である。スポーツ報知で言われるように佐々木が先発する可能性は非常に高いが果たして９０分持つのか？また木村の抜けた穴を臼井ではなく誰が入るのか。そこに臼井が入ってしまっては守備の面でも攻撃の面でもマイナスに働いてしまうようで怖い。先日の試合でもそのフォーメーションを確認はしているが、運動量の多い臼井がＳＢに下がってしまうと攻撃に粘りが無くなるし、守備の面でも高さや１対１の弱さが出てしまう。そこで木藤、前田、園田、鷲田等の名前が出ているようだが、一度も試していない彼らを使う勇気が樋口にあるのか？そしてこのチャンスを虎視眈々と狙っていたのが誰なのか？まあ明日になれば解ることだが、今からわくわくするのか、心配するのかは自由だ。どちらにしてもダービーの為にこそあるこの両チーム。絶対に片方だけがＪ１に行ってもしかたがない。上がるには両方同時で無ければこのダービーが無くなってしまう。またＪ１に上がるにしても仙台にはきっちり勝って上がろう。そのためには明日が必ず勝たなくてはならない。
みちのくダービー第１ラウンドは長所のぶつけ合い。 （J's GOAL ）
山形豊田がみちのくダービーで得点意欲 （日刊スポーツ）
モンテディオ・佐々木、リベンジに燃える （スポーツ報知）
