第17節 山形 vs 徳島 プレビュー

コンデションは山形が有利。徳島は中二日のアウエー2連戦。仙台戦を終了して山形で調整を行った徳島に対して、山形は前節休みであり、格下ではあるが新潟経営大学との練習試合を行ったのみ。
今年のJ2には奇妙な現象が起きている。通常休み明けの方が断然有利なはずなのにここまで何故か勝てない。山形も第1クールでは休み明けに2連敗している。同じ轍を踏んではいけない事は重々承知しているだけに立ち上がり15分から20分までの時間帯に失点しまっては、焦りも出てしまう。ここをしっかりと守りきりたいところ。ゲームに慣れたところからが本当の勝負になるような予感がする。また時間帯別の失点もこの立ち上がりの15分で3失点しているので警戒する要素はあるが、あまりにも警戒しすぎると固くなってしまい、プレッシングも旨く機能しない可能性もある。普段の試合通りにやれるかが重要だろう。
得点に関しては残り15分で9得点を奪ってはいるが、それ以外も満遍なくとっているので、焦る必要はない。但し徳島には昨年第2クールと第4クールは4−1、5−0と大勝してはいるが、第1クールと第3クールでは先制点を奪われ何とか2−1で逆転勝ちしている実状がある。確かに4連勝ではあるが、先制点を与えると苦しい試合になることは明かで、昨年のように徳島が後半に入るとズルズル失点してしまうような事は今年は無いだろう。もちろん第1クールでも虎の子と1点を守って勝ったことを見れば十分に怖い相手である。また仙台戦では数的有利な状況だが、その中でも逆転勝ちしてきた勢いがあることも忘れてはならない。

立ち上がりの攻防で90分を占う一戦!(J’Goal)