第17節 横浜FC vs 山形プレビュー

早いですねえ、今回のプレビュー記事は。いつもなら前日に掲載されるJ's GOALのプレビューが本日掲載されておりました。現在7位の横浜に対して山形が一つ上の6位につけてはいるが、1位の広島には勝ち点で10差と3ゲーム半もの差をつけられており自動昇格県内の2位C大阪でさえも6差の2ゲーム差。もちろん入れ替え戦を含めた3位湘南とは勝ち点で3の1ゲーム差につけてはいるが、ここで負けるのと勝つのでは大きく水を開けられてしまう。
また横浜とは勝ち点で2差からすれば負けると逆転されるが、勝つことが出来れば勝ち点で5差まで広げることが出来ることを考えれば、勝たなくてはならない試合に違いない。また前節で勝った山形に対して大敗した横浜は守備を固めてくることが考えられる。横浜が昇格した年に、引いてカウンターの横浜に4連敗してしまったことを思い起こしてもらえればわかるように、本のちょっとしたことが試合結果に大きく響いてくることが懸念される。
前節勝ったとはいえ前半4分に失点していることからもわかるように早い時間帯に失点すると固い守りを破るためには熊本戦以上のリスクを伴った試合運びになり、カウンターの餌食になる可能性もありえるため、先制点を与えてはならない。もちろん先制点を奪うことが出来たとしても、今年守りに入った後半に必ずやられている事を考えれば、先制点で安心するのではなく常に高い位置での守備を油断無く、またまじめに取り組んでこそ勝ち点3を奪えるものと思う。
怪我人が復活してきてはいるものの、まだまだ万全ではない山形が横浜を破ることが出来たときには本当の意味での昇格争いに参入できたと感じられる試合になるはずだ。奢る事無く、ひるむ事無く、油断せずに、果敢に攻め、冷静な判断で、まじめに守備に勤めよう。

上位進出のために必要な勝点3をめぐる攻防(J's GOAL)