サテ・新潟戦

小真木原陸上競技場で行われた新潟とのサテライト戦。前半決定的だったのが、廣瀬と太田のパス交換をする間に本橋が飛び出す、その瞬間に太田がGKとDFの間に出しこれを拾った本橋がGK野沢と1対1になるも、野沢のファインセーブ。会場もかなりわいたのですが、「あれは決めてほしいよね」との声が飛んでおりました。
 
後半頭から渡辺に代わって坂井が出場。後半も決定機が生まれたのは山形。左足で本橋が入れたCKをゴール前で、誰だっけかなあ、小原だったように思うのだが、毀れだまに対して完全なフリーだったが右枠外。もう一つも、ゴール前で毀れたボールに坂井が合わせるも野沢のファインセーブにあい得点が出来ません。トップでの試合では毀れだまを悉く決めている山形。サテでは難しかったのかなあ。
 
このようなビックチャンスを潰しいると、良くあるのがあの時決めてればといった試合になることが間々あるのですが、今日もその形が生まれる。後半残り5分に右サイドで新潟6番の切り返しに本橋がかわされ、ゴールライン際から戻すように入ったクロスにマイケル・ジェームズが落ち着いて決められてしまった。
 
まあね、よくあるパターンです。でも今年の山形は少し違うようで、ここから怒涛の攻撃が始まる。残り3分に園田が落としたボールに木村がボールを拾うと豪快に決めて同点。ロスタイムも3分使い切った時間帯に、相手ファールで得たFKを太田がGKと相手DFの間に蹴りこむと相手DFを振り切って飛び込んだのが園田。実はこのちょっと前にも同じようなシーンがあり、このときは園田と小原がフリーで入るもわずかに合わずにゴールキックとなっていたのだが、この時と全く同じ様なボールに新潟DF陣の修正がなされていなかったようで、園田がフリーでゴールし2−1。この後センターサークルにボールが戻され新潟の選手が蹴った瞬間に試合終了。
 
サテライトも公式戦の一つですし、鶴岡で行われる貴重な試合ですからやはり勝ちを観客に見せることで、トップの観客も増えるでしょうから、その意味でも良かったのではないでしょうか?
 
この試合で小原、渡辺、坂井が出場し怪我からの復活が間近と感じられたのが良かったです。特に小原は90分フルで出場できましたから、本当に良かったかなあ。渡辺は前半だけでしたし、前半を終わって出てきたときにアイシングをしておりましたが、試合終了の時にはそのアイシングも取れていたので怪我の予防だったのです。坂井は途中出場、途中交代となっておりましたが、動き事態は良かったです。もちろん廣瀬や高橋のFWと比較しては失礼だったかも知れませんが。
 
この試合ファールの数が山形の倍以上からもわかるように新潟選手のラフなプレーが多かったように感じました。怪我しそうなファールが、何度かありましたが、その後のプレーを見ると大丈夫そうだったので安心しました。
 
最後の最後まで野沢は人気者でした。2点は取られましたが、2度のファインセーブは、やはり上手いなあと思わせられましたからね。また試合後も駐車場まで歩いておりましたが、野沢コールが延々と続いておりました。但しハーフタイムのとき野沢は何故山形サイドから出てきたのでしょうかねえ。