リヴァプールvsハル・シティ

久々に見てますプレミアリーグ。今節何故マン・Uの試合がこの時間に無いのかなあと思っていたら日本に来るんでした。幾らなんでもリーグ戦してからでは間に合わないかなと思っていたら、しっかりリーグ戦トッテナムと試合をしてから日本にやってくるんだそうです。まあ、とんでもなくタイトなゲームスケジュールだこと。もっと早い時間にしても良いように思うのだが。
さてリヴァプールvsハルの試合は思っても見ない展開で得点が動く試合になりました。前半11分にハルがCKからの流れで左右に振って得点を奪うと、リヴァプールのサイドを付く攻撃を見せ、なんとまあOGで2点目を奪ってしまう。しかし黙っていなかったのが一人いました。リヴァプールのジェラード。立て続けに2点を奪って同点にしてしまう。どうもハルが先制点を取った選手を変えてからゴール前まで攻め込めないシーンが多くなり、殆どの時間リヴァプールがボールをポゼッションしてしまう形になってしまった。前半最後まで攻めたリヴァプールでしたが流石に逆転まで行かずに2−2で前半を折り返す形となった。
後半も前半同様の試合展開になるのかと思われたが、まあこんなもんなんだろうなあと思わせる試合をしてしまい得点を動く事無くアウエーでハルが勝ち点1を奪った。というよりリヴァプールに勝ち点3を与えなかった試合だった。リヴァプールも全く得点する機会が無かった分ではない。かなりあったし、完全に決まったかと思ったCKからのヘディングシュートもありましたがハルにはポストと言うもう一人選手がいたようです。リヴァプールは痛い引き分け。何せ幾ら1位と言っても勝ち点差1でチェルシーがしっかり付いてきております。明日ウェストハムと戦うチェルシーが勝てば逆転されてしまうことになる。
この試合を見て感じたことですが、縦パスがいろんなところで使われていたこと。また縦パスに対して受けたが保持するのでは無く戻したりすらしたり、と相手の寄せをかわす形が多い。また縦パスからサイド、サイドから中央、勿論後ろで回すにしてもしっかりと狙ってサイドキックで渡している。ミスが無いように常に最善の努力をしていることがわかる。たまにはトリッキーなプレーもあることはあるのだが、それはあくまでもゴール前で打開するときが多く、デフェンスラインではシンプルにプレーをすることが多い。またボールを持って走りこんだとしても囲まれたところに突っ込んでいくプレーもたまにはあるが殆どがその前にパスコースを感じて出すことが多い。
山形の場合、このパスコースの少なさがどうもボールをキープすることが出来ず、デフェンスラインで危なっかしいシーンが多い。練習では難しいことをやったとしてもあくまでもシンプルに難しいことをするのではなく出来ることをやったほうが良いんだろうなあ。
難しいことも練習を積み重ねることで簡単に出来るようになって初めて試合で出来る。まあ分かってはいるがこれがまた難しい。どうも最近サッカーを見ると山形の場合はどうだったかなあと思ってしまい、純粋にプレミアリーグの楽しめないのは逆に悲しいことなのかもしれないな。