全然関係ない話

年末になってきて少し私の部屋も片付けようとしたのですが、如何せんパソコンと本棚しかない部屋。その本棚からあふれ出してしまった本がいたるところにある。納戸にも沢山の文庫本。子供等が大きくなったら読むだろうとせっせと溜め込んだ本を1冊持ってきて、「読むか?」と聞いたら「人が死ぬような本は読まない」とけんもほろろにあしらわれてしまいました。如何せん、十津川、亀井、柊、浅見などが登場する本ばかり、中にはかなりの人が死んでしまう話もある。こちらに登場するのは源、平、豊臣、徳川、伊達等が活躍する話。ここ最近は中学生や高校生が登場する話もある。たとえば引っ越して来てバッテリーを組み話や、漫才にいやいや付き合わせられる話。夜中にピクニックをする話や、生まれて直ぐに注射をされて、ある日突然あなたは24時間後に死にますなって宣告される話などもあります。今流行のバチスタ手術の話もある。勿論赤シャツや名前の無い猫の話もある。子供等が読んでいる本を見ると、どうでも良い話のものばかり、どう見ても趣味が違います。こりゃ読みそうに無いなと諦め、古本屋に運びました。古本屋と言っても今はやりの横文字で「BOOK OFF」なる看板があるお店。
一生懸命運びましたよ1,800冊も。重いったらありゃしない。台車3台分。しかし、なんだねえ、折角運んだのに買い取れませんといわれたのが700冊。そんでもっていきなり「この本、どうしますか?」と聞かれても、そりゃあなた今更持ち帰るわけにも行きませんので置いてきました。お買い上げいただいた1,100冊、締めて17,000円也。確か1,700冊の平均単価が550円ほどでしたので、おおよそ900,000円が随分安くなってしまいました。もちろん私の本棚はかなりのスペースが出来たので、安心して本を読むことが出来るようにはなりましたが。
ところで、買い取れないといわれた本をよく見ると、カバーがなかったり、汚れていたり、日焼けしてしまったりとそれなりに理由があるようです。本を取って置くにもやはり汚さず、日焼けしないところにおいておくほうが良いんだろうなあ。売ることを考えて読んだり買ったりしているわけではないので、まあしょうがないですよね。