練習見学

今日は第3運動場での練習でしたが、予定に書かれていた午前10にいたのはGK達だけでした。もちろんコーチはおりましたが。それから30分位遅れてきたのが、別メニュー調整中の遠藤、古橋、石井、レオナルド。石井の顔を見るのが本当に久々でしたので、ついつい目が行ってしまいました。早くからきていた親子連れの子供が「何時くるの?」と聞いたのが11時少し前、ようやく選手達や監督が来ました。そして最後が渡辺、ピッチの周りを散歩するようにウォーキングの後に軽いランニング。前回の練習見学よりは明らかに良くなっておりますが、まだまだ時間が掛かりますね。
タイヤチューブを使ったランニング等、左程負担が掛からないフィジカルトレーニングの後はピッチの横幅を使ったキックパスやヘディング等、楽しめるような形を盛り込んだ練習でした。もちろん楽しむ為もあるでしょうが、瞬時の判断を磨くためなんだろうなあと見ておりました。
例えば、ヘディングで1対1でパスを続ける中でチェンジといわれた瞬間に、次に受ける人がバレーボールのトスをする形で手を使う。次にチェンジがくるまでこれを続け、またチェンジが掛かるとヘディングに切り替える。ぎりぎりでチェンジを掛けられても良いように体制を整えながらやっておりました。しくじったからと言って罰ゲームは無かったようですが。
この後は3チームに別れ紅白戦。但しこれはいろいろ意図されたことがあるようで、後ろで回してばかりいると笛が鳴って監督の怒鳴り声が飛ぶことになる。長谷川と組んだのがジャジャでしたが、まあいろいろありますが、どうなんだろうねえ。いいなあと感じたプレーが少なかったですねえ。守から功になるのは他の選手と左程変わらないのですが、功から守に切り替えるスピードが遅すぎます。おそらく判断が遅いんだと思うのですが・・・。
面白かったのがいたるところで「間、間」と言う声が盛んに飛んでいました。この間を使うのが上手かったのが財前。それを読んでいる相手DFも財前にわたりそうになると「縦来るぞ」と声が掛かる。もちろんそのまま縦に来る場合もあるのですが、そこを透かして、逆サイドへトリッキーなボールを回したりするあたり、上手いなあと見ておりました。
ちなみのゴールを上げたのは秋葉、太田、石川等でした。あと誰かいたかなあ?一番のお気に入りは石川の狙い済ましたミドル。ゴール左隅にきっちり決めておりました。このときだけは見学者から拍手が出たほどでした。
この紅白戦は攻撃のスピードアップが目的だったのかなと感じました。特に中央に当てて、戻したボールを両サイド駆け上がった選手に送り、そこからのサイド攻撃。特にハーフウエーラインから、何処に出して持ち出し、斜めに走ったりサイドに開いたりしながら、ポストをこなす選手。例えば長谷川にボールを出す。ここで振り向けるか向けないかを瞬時に判断し、戻すのか振り向くのか?戻された場合に長谷川に出た瞬間にボランチがそのボールを貰いノートラップでサイドに送っていく。ゆっくりした攻撃からスピードを一気に上げていく。そのためにも相手の間に顔を出しながら、ボールを運ぶという練習だったのかなあと思ってみておりました。
絶妙のタイミングでポストにあて、戻されたボールにセカンドプレーヤーが反応し、左サイドを駆け上がろうとした赤星に出せればよかったのでしょうが、それを見落として後ろにボールを戻してしまう。その瞬間、赤星がなにやら怒鳴っておりました。見ている私らでも何故出さないのかと思われたシーンですので、赤星の気持ちも分かかります。「へえ、結構赤星も熱いんだなあ」と感じたシーンでもありました。赤星がもしかすると山形の面白くする選手になるのかもしれないなあと感じて練習見学を終了して帰って来ました。
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