元セレッソの多い山形。小林が監督に就任してから入った選手ばかりだが、それでもしっかりチームに溶け込んでいる。それだけに今シーズン最初の試合で０−３は悔しいはずだ。Ｃ大阪には、家長、清武、乾等若い日本選手はもちろん、マルチネス、アドリアーノ、アマラウ等外国籍選手も強力である。少しの好きも、少しの穴も作ることが出来ない緊張の試合となるはずだ。今シーズン累積での出場停止以外全ての試合に出場しているＣＢ上本が怪我により出場が微妙であり、ＳＢで活躍を見せている高橋が累積でお休み。守備の部分で多少のマイナスも見られるところから、その部分を上手くつければ１点を奪うことが出来るだろう。
Ｃ大阪は２００９年、Ｊ２をダントツの強さを見せて昇格してきたチームであり、２０１０年のＪ１を迎えるに当たって大分から清武、上本、高橋が加わり、２チームが融合した強さを身に着けたことで、今シーズン昇格初年度にも関わらず、ここまで優勝争いやＡＣＬ出場権をかけて試合に臨んできたいるチームである。今日の試合をＣ大阪が落とせば優良争いから脱落してしまうだけに相手も必死に勝ち点３を狙ってくるはずだ。その向かってくるチームを上手く交わして、手薄となった相手ＤＦ陣を数は少ないとは思うが決めきることで、流れは山形に引き込むことが出来るだろう。相手の隙を上手くついて好機を逃さず、相手をねじ伏せてしまおう。
粘り強く進めたい きょうホームでＣ大阪戦(山形新聞)
「小林ビーム」で古巣に引導渡す…山形(スポーツ報知)
山形「元セレッソ３人組」Ｃ大阪に燃える(日刊スポーツ)
