何故先行(優先)入場できないの?

よそ様で年間チケット販売を行っているチームで、その特典として先行入場を取り入れているところは鹿島、大宮、名古屋、大阪の2チームなど結構あります。もちろんネットで少し調べただけですので、この他にも行っているチームはまだまだあるはずです。これは固定客の囲い込みや観客動員増加を目的にした企画なんでしょう。但しこれにはやはりある程度の費用が掛かるのかもしれないなあと思って、SY21に聞いてみました。案の定というか、こちらが考えている通り、この件に関しては毎年考えているのだそうです。また何故出来ないかに関してはこれもまた、お金が掛かるのがネックになっているという予想通りの展開でした。本音を言えばその費用を他のところに回したいということでした。選手補強や待遇改善等ですね。もちろんフロント強化も一つなんでしょう。但しこれって鶏と卵の関係みたいに思って聞いてきました。先行入場をすればある程度、年チケ購入者が増えるであろうことは想像できるが、その分確実に管理費用が掛かってしまう。掛かった部分をどうするのかということになるのだが、簡単なのは年チケの販売額を上げればクリアーできる。そうなると販売数が減ることが予想される。また現在の価格を上げることは困難だという認識でした。どのくらいの金額が掛かるかまで聞く時間も無かったですし、個人的に足を運んでそこまで踏み込んで聞ける話でもないと思い聞いてきませんでした。但し多少の値上げでもそのほうが良いと思う人もいるでしょうから、その部分に関しては協会側も腹を割って話し合う機会があったほうが良いのではないかなあと思っております。もちろん観客の代表となるとサポータズクラブになるのでしょうから、その辺からアクションが起きない限り、この問題はオープンにはならないのかもしれませんね。と言っても、もしかすると既に何度も話し合って、現在の形になっているのであればが致し方ないのかもしれません。但しJ1に上がってから今シーズンは観客数は減りましたが、J2時代とは雲泥の差で増えたことは歴然としており、個人的には先行投資的な形で試してみるというのもありなんじゃないかなあと思っております。もしかすると飛躍的に年チケ購入者が増え、そのことによって経営的にも多少ではあるが潤うことにも繋がるような気がします。但し山形の場合、試合開始ギリギリにならないと集まらないという部分もあるので、本当に先行(優先)入場で年チケ購入者が増えると期待できるのかは、多少の疑問も残して降りますけどね。
なんにせよ、お金が無いということは大変なんだねえ。よそ様では簡単に出来る(簡単かは分かりませんが)ことが中々前に進まないことにも繋がっているようです。最後にスタジアムキャパの約半分に相当する10000名分の年チケ購入者がいてくれたら出来るのかとの問いかけに関しては、「そうななれば嬉しいですし、出来るでしょうね」とのことでした。もちろん10000名分が売れた時は、もっとチームを強くする為に費用が動く可能性もあるのですから、その時は、その時にまた考えることになるんでしょうが。う〜ん、難しいねえ。
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