同じ原発なのに・・・

宮城県では幾度も津波の被害を受けた経験から、ある程度高台に建設したことが功を奏し、今回の地震津波でも何とか難を逃れることが出来たようだが、やはり想定される津波をどのように考えたかなのだろう。そんなことを考えながらサンスポの記事を見てしまうと悲しくなってしまう。結果論だがこのときに出来うる対策を全て施していたら、冷温停止状態に持っていけたのではないだろうか?と思えるだけに残念でならない。尚この記事では東電を含め国の責任も問われると結んでいるのだが、この国の責任って原子力安全・保安院なるものも指すのかなあ。彼らって一体何をしているのか分かり難いですよね。それに原子力発電所を建築する上で東電だけで作っているとはとても思えないのだが・・・。また福島第2原発も一時は冷却機能を失う事態に陥るのだが、3号機は12日に冷温停止し、1号機と2号機は14日に冷温停止となり、最後まで残った3号機も15日には冷温停止状態となった。この違いは何だったのだろうか?
尚最新の地震被害情報を見ると青森、岩手、宮城、福島で19万戸で停電が続いており、暗闇の中で暮らす方々がいらっしゃるようです。ここ最近の寒さを考えると・・・。

地震被害情報(第57報)(経済産業省:pdf)
福島と明暗分けた女川原発 大津波想定、高い敷地に(山形新聞)
東電、大津波の危険指摘“無視”して大事故(サンスポ)
地震被害情報(第26報)(経済産業省:pdf)

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