山形のここ最近の前半は見るものが無い展開が多い、特にボールを前に運ぶ推進力が足りない。相手の足が止まりかける後半に何とか動きで勝り、相手のプレスを交わす時間が持てるから運べているのだが、果たして今回はどうなるのか？仙台も守備を意識したチームで、前目に走力を持った選手がいるだけにカウンター狙いに徹している。ホームユアスタで山形を相手に仙台はどう向かってくるのか？ある程度スペースが無いと苦しい山崎だけに、ロングボールで大久保に当てて毀れたところを拾えればチャンスになるだろうが、シュートに終わらずに中途半端なところでボールを奪われると相手の思う壺。所謂嵌った試合となりえるだけにえシュートという意識を持って攻撃を完了させることが重要な試合になる。
先日の対戦では川島が良い仕事をしてくれるのですが、彼の動きを見つけられる選手が少ないだけに、ボールを貰ったときには果敢に仕掛けて欲しい。
疲れが見える選手を代えて臨むといっている小林監督だが、果たして誰を変えてくるのか？個人的には石井に疲れが見えるのだが、彼をでは誰に変えるのか？西河にしても園田にしても前田同様前で勝負する形が多いだけに石井の代役にはなりえないような気もする。だからこそ疲れが見えても代え難く出場時間も２０００分を越えているのは唯一彼だけになっている。その次に長い秋葉でもようやく１６００分を超える程度。彼を代える事は、山形に取ってスクランブルな状況になることは間違いない。そのほかに代えるとなると、中央で出ずっぱりの秋葉となるが、彼がいないみちのくダービーは考えられない。誰を代えてくるのかが、今日の注目ポイントになりそうである。
きょう、敵地で「みちのくダービー」 勝負の鍵は先制点(山形新聞)
山形山崎みちのくダービーでも決める(日刊スポーツ)
山形、降格圏脱出を 山崎がゴール宣言(河北新報)
