立ち上がり１０分間、何とか試合になったかなあという展開でした。特に開始１分、ライギリギリで抜け出した山崎がエンドラインから折り返したボールを長谷川が置きに行くようなショートが枠を外してしまったのが痛かったですね。その後の山形は、ボールを奪ってＧ大阪エリアで試合するもののゴールが奪えない展開が続き、このままじゃ拙いなあと思っていたのですが・・・。Ｇ大阪も優勝争いをしているプレッシャーがあったような立ち上がりでしたが、二川のゴールが決まってから、吹っ切れたようです。その象徴の様なシーンが山形がセンターサークルにセットしようとしたボールを大きく蹴ってしまった中澤がイエローを貰っておりましたが、あのシーンが正しくそうなのかもしれない。その後は皆さんご存知のように相手のゴールショーでした。特に後半相手が選手を変えてきて、その選手３人共に大活躍。藤春と川西がゴールを上げ、佐々木はラフィーニャーのゴールを演出するＣＫからのアシスト。遠藤がいなくても強いＧ大阪でしたが、相手はゴールを上げることででプレッシャーから抜け出し、山形は相手のゴールでドンドンプレッシャーを掛けられてしまいました。ここ最近の試合では珍しくなってしまった１万人を超える観客が会場に足を運んでいただきましたが、落胆とため息、最後には薄ら笑いすら浮かばせた顔で会場を後にしておりました。
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