こっそり期待していたコール合戦はございませんでした。まあそれは良いのですが、試合のほうは前半風下でクリアーもままならない状態。相手水戸の鈴木にボールが納まると、なかなか彼を止めきれない。結果的にはファールをあたえてしまう。ただ水戸もその周りに決めきる選手がいなかったので、助かったような感じ。吉原あたりが先発に絡んでくると強くなりそうですね。まあ今でも十分強い感じはしますけどね。
前半あれは何分だったでしょうか？その鈴木が抜け出して完全にフリーになってしまいましたが、本人もオフサイドと思ったのでしょうか、吹かしてしまいました。直ぐに副審を見てオフサイドでは無いとわかって頭を抱えて降りました。また右サイドで山形がファールを貰って宮阪のＦＫのときはちょうど良いところにあがったと思ったのですが、このときだけ何故か風がピタリと止まってしまい、ボールが戻ってこずにＧＫに吸い込まれる様に、収まってしまいました。天も味方してくれなかったようです。さて前半はこのままスコアーレスで終了し後半に入ることになります。
後半風上にたった山形でしたので、攻撃的に出ることが出来るのかと思われたが、セカンドボールを拾うのは水戸のほうが多かった。繋がなくてはならない場面で、相手の寄せも確かに早かったのですが、ミスが多く、意図のわからないクリアーのようなボールが多かった。風上を利用したボールもなかなか使えない。なんといっても中央でボールを収めようとする万代が、弱すぎます。悉くボールを奪われては難しい。それがわかっていてもそこにボールを出すしかない展開が多かったのも事実。中島が裏を狙うところにボールが出てこないのもありますが、彼の足を使うプレーも出すことが出来なかった。結果的にシュートまで中々行かない形が多くなってしまった。宮阪の良いミドルもありましたが、枠に行かなくてはゴールは生まれませんね。
なんだか水戸の力に捻じ伏せられたような試合になってしまったのが残念でならない。雪の予報でしたが、その雪は降らず、多少お湿り程度の雨は降りましたが、そんな中で、６０００人台の観客を呼込みましたが、果たして今日の試合を見てまた来たいと思う人は何人いるだろうか？何かをもう少し変えていかないと難しい時期に来ているのかなあ。
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