熊本に敗れ3位へ後退

前半先制したのは山形。石川のクロスにニアに山崎、中央に中島が飛び込むとフォアで待ち構えていた万代に渡り、迷わず打ったシュートが相手DFに当たるものの、ゴールマウスを捕らえた。しかしその直後に山形左サイドを破られ、見事なゴールを決められてしまう。山形ゴール後1分の出来事。もちろんそのほかにもチャンスはありました。宮阪の直接FKは左隅を捕らえていたものの相手GKに読まれており、セーブされてしまう。相手GKの遅延行為でPAでの間接FKは相手GKが前に出ていたので、枠さえ捉えて入ればゴールネットを揺らしたはず。そして前半試合終了間際に小林のクロスに西河が合わせるもののオフサイド。このゴールネットを揺らした直後にまたしても山形左サイドを破られ、一人しか入ってこなかった選手にピンポイントで合わせられ、失点し前半に逆転を許してしまう。なおこの失点は前半ロスタイムの出来事。
後半時間と共に山形の攻撃に対して熊本の守備という形になり、残り15分を過ぎてからは山形の攻撃だけになったのですが、如何せん山形のシュートが相手のブロックにあったり、枠を取られきれない場面が多すぎました。宮阪の2本目の直接FKも相手GKの逆を突いたのですが、これも枠を外してしまう。シュートが枠を捉えない場面が多く感じられた試合でした。またサイドからのクロスも何本か上がりましたが、精度が低く、ゴールサイドに流れるシーンが多かったように感じます。暑さはいい訳には出来ないでしょうが、やはりこの30℃近い気温は、体力的な面もあるが、それよりも考える力を奪われたように感じた試合でした。
とうとう強い強い京都や千葉が順位で山形の上に来てしまいました。これだけ負けずに来たにも関わらず、追い越されたのは両チーム共に連勝を積み上げてきたからに違いない。引き分けではなく勝利することが非常に重要なんだなあと今更ながら感じられることになった。痛いですねえ今日の敗戦は。ここから、鳥取の後に、京都、湘南、町田、徳島と続きます。特に京都、湘南は前半の山場になるでしょう。その京都に立ち向かうためにも次の鳥取戦が重要でしょう。特にホームで試合をするのですから、勝つしかありません。また徳島戦は山形県民応援デーになっており、多くの観客を飲み込んでの試合になるでしょうから、観客動員を考えると、幾ら小林監督率いる徳島だとしても勝つしかない。特に徳島戦は前半折り返しとなる試合です。京都や千葉が負けるまでは負けられません。
選手たちには一度気持ちを整理して次の試合に臨んで欲しいものである。なお宮沢が先発した10試合では、負け知らずでしたが、やはり彼の守備での貢献度が高いということなんでしょうかねえ。何しろ今日の試合は、彼がいつもいる左サイドからの崩しにやられた試合でしたので。もちろん、まだジンクスにはなっていないのでしょうが・・・。
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