昨年は出場機会に恵まれず、レンタルに踏み切った伊東。そのレンタル先から復帰した今年、彼にとって大事な年になることは間違いないだろう。ただしポジション争いは熾烈を極めることになる。そのポジション争いに勝ってこその得点であり、アシストになるはずだ。昨年まで先発だった選手で抜けた穴は、多くは無い。何せ昨年２５試合以上出場した選手が、清水、小林、石井、西河、船山、中島、石川、宮坂、萬代、秋葉、山崎と１１名おり、そのうち抜けたのは船山のみ。その船山が活躍の場とした中盤には、ロメロ、中村、キム、堀之内等が入ってきている。もちろんポジション争いは昨年度までの先発陣も同じでしょうから、どれだけアピールできるのか。腐らず必死にたくましく戦って欲しい。まずはキャンプ中に怪我をしないことが伊東にとって一番大事なことのように感じる。毎年怪我をしている印象が残っているだけに、怪我をしないキャンプを送ることが出来れば、自ずと道が見えてくると思う。
