３連敗して迎えたＮＤスタは、雪で真っ白でした。熊本には良い言い訳が出来たことでしょう。とは言っても、山形にとっては厳しい降雪となりました。殆どの人がタイヤを履き替えているでしょうから、峠を越えてくる地域の方にとっては、二の足を踏む積雪となりました。
前半から、どちらにもチャンスはありましたが、中々決めきれない展開が続きます。得点力不足の両チームを、垣間見えるシーンが多かった。もう少し冷静に狙えばというシーンがあるものの、蹴り上げるシーンが多く、枠に飛ぶことすら少なかった。そんな中秋葉のミドルは威力があったようで、ＧＫ南がこぼしたボールに山崎が反応するも少し遅れてしまいました。それに一番決めなきゃいけなかったのがＣＫから一旦弾き返されるものの、比嘉が入れたクロスに作田がフリーで打ったシーンですかね。ＧＫ南にファインセーブに合い決めきることが出来ませんでした。このまま前半が終了してしまうと、嫌な展開になるのですが、今日は初先発の堀之内が見せてくれました。
ＧＫ常澤からのパンとキックを奪いあい、堀之内が何とか奪いきり前に運ぶと右サイドに展開、相手が山形の右サイドにスライドしたところで、宮阪を経由して左サイド中央よりから中村がクロスを上げるも、跳ね返されたが、そのボールを堀之内が上手く胸トラップし納め、左側に飛び込んできた相手ＤＦを左足で交わして右側前にボールを置くと右足を降り抜き、綺麗にボールが相手ゴールマウス左サイドに吸い込まれ、先制点を上げたのが前半４３分のこと。
このまま前半を折り返して後半に入ると、少し守備的になった山形だが、最後まで決定的なシーンを作らせず、後半は相手２本のシュートに押さえ込み、何とかホーム連敗を避け、５勝５敗の五分に戻すことに成功した。なお熊本はこれで、引き分け４つの後の３連敗となったようである。
しかし、どちらのチームも得点という部分では最後の精度が悪いなあと感じさせる試合でした。数的有利なシーンでもあせっているのか、吹かしてしますシュートが多かったですね。またその一つ前のプレーも難しい場面を作りすぎているような気がしました。回りをもう少し見ることが出来ればフリーな選手がいますからね。山形にとっては少し助かったなあと感じた相手の状況でもありましたの感じました。
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