千葉に3−1で勝利

土曜日開催で多くの山形サポータが駆けつけたフクアリで、山形が3−1で勝利することが出来ました。元山形の監督であった鈴木氏の前で勝利できたことはサポとしてはとっても嬉しいです。セットプレーが鍵になるといっていたが、まさしくその通りの展開で、前半左サイドで得たFKを伊東が速くて曲がるボールを右足で蹴ると、その曲がりにあわせるように山形の選手が飛び込んでいくと堀之内の頭に当たってゆっくり弧を描くように、相手GKが届かないところに飛んで行ったボールは、しっかりと相手ゴールマウスを捕らえていた。この得点が生まれたのが前半15分のこと。この後もスローインやチャンスを得てシュートを放つものの惜しくも相手GKにセーブされたり、DFに当たってゴールを上げることが出来ず、1−0で前半を折り返す。
この展開は前節の京都戦を思い出し、嫌な雰囲気でしたが、ロメロフランクのミドルシートを弾いたところに林が飛び込んでいくと大岩が林の足を蹴ってPK。この前に大岩はイエローを貰っているのですが、このプレーでカードが出なかったのが不思議でした。まあそれは主審の判断ですので、なんともいえませんが、その後の林のPKは見事なものでした。相手GKが左に跳ねたところを見透かして中央にふんわりと蹴りこんで2点目を奪って見せた。これで林が調子を上げてくれるなら文句なしですね。その後中村が上がった裏を使われ失点してしまうのですが、相手のヘディングシュートを手に当てたGK常澤でしたが、丁度相手の目の前に毀れたのが運のつきでした。2−0から1点を返されると苦しい展開になるもの。それでも山形は、相手SBが上がった裏にぽっかりと空く右サイドを徹底的に狙い続けるもシュートまで持ち込むものの中々ゴールを奪えなかった。でも意外なところで点が生まれる。GKのパントキックだったかなあ。そのボールを競り合う林の裏を狙っていた伊東が中央に走りこみ、相手DFを右側に背負いながら右足で右に出すと相手の裏を走って抜け出し、相手GKの右側を目の前でワンバウンドするような速いグラウンダーのシュートを叩き込む。3−1として有利な展開に持ち込み、最後は伊東を下げて作田まで投入し、守りきって勝利した。ホームで負けているだけに、なんとしても勝ちたかったし、上位に中々勝てない試合が多かっただけに、自信をつけるには良い試合でした。健太郎がいないし、涼しい気候だったのも幸いし、最後まで足が止まることなく走り続けた勝利でしょう。今日はみんな良かったし、良いプレーを見せてくれました。ロメロフランクは意外に守備も上手いですね。彼が持つと奪われないですし、落ち着いてパスを繋ぐことが出来たのも、押し込まれ続けることなく、守りきることが出来た要因でもあると思う。
但し山崎が前半15分の得点の後に、直ぐに代わってしまったのが心配です。変わる前に堀之内がベンチに声を掛けていたので、恐らく山崎の状態のことだったのでしょう。こういう部分は流石にベテランだなあと感じられるところですね。また西河のプレーは危なかったですね。持ち味なんでしょうが、もっとうまくやってください。
ケンペスを気持ちよくプレーさせなかったのも良かったかなあと思います。前半からかなりイライラさせるような状況をいろんなところでし続けましたからね。彼が気持ち良くプレーさせると中々留められませんからね。
最後に多くのサポータが駆けつけ、モンテ選手を後押ししてくれた方々に感謝です。随分声が聞こえてました。特に3−1になってからは山形の声しか聞こえないほどでした。
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