最後は勝って終わろう

奥野監督が山形で指揮を取るのも最後となりました。いろいろあるでしょうが、最後ですものしっかりとサポートして勝利できるように応援しましょう。彼が監督になってから強いときには本当に強い山形でしたが、逆に脆いときにはどうしてしまったんだと思うくらい簡単に失点してしまう事が多かったように感じます。また負け始めると中々勝てず切り替えが出来ない、引出しが少ないとも思えましたが、そこはやはりJリーグで初めての監督業だったこともあるんでしょうね。昨年は残り10試合で1勝2分7敗でしたが、今シーズンはここまで3勝3分3敗の五分の星。最終戦かって勝ち越して終わりましょう。奥野監督はまだお若いですから、いずれどこかで監督をスタートさせることになるでしょうが、そのときにはこの山形の経験を生かして、攻撃的で守備でもしっかりとリスク管理できたチームを作ってくるような気がします。
小林時代にあれだけ守備的なチームから、得点やシュート数、1試合あたりの攻撃の回数などJ2でも抜け出しているほどのチームに作り変えることが出来たのですから、ある程度の評価は出来るのではないでしょうか。もちろん失点が多いことからある程度失点には我慢しての起用という側面もあるでしょうが、それなりに楽しめたような2シーズンでした。良い思い出にするためにも買って終わりましょう。折角早く終わってしまうのですから、来季に向けた体制を出来るだけ早く作り出すチャンスでもあります。個人的には最後の試合もしっかり楽しんで終わりたいなあと思います。

【山形】山形での最後の指揮を執る奥野僚右監督「もちろんホームなので、勝って終わりたい」(エルゴラ)

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