前半から優勢だったのは山形でした。スタッツを見ても分かるようにシュート数では前半山形の８本に対して３本と倍以上ですからね。それでも出し手と受け手があわないシーンや、クロスの精度がいまいちでなんともいえない試合でした。そんな中、山崎が抜け出したときは、ゴールか〜と、思いましたが、相手ＧＫが一瞬早かったようです。その後も何本かシュートを打つものの、前半はスコアーが動くことなく終了しました。ハーフタイムに千葉が負け、磐田と札幌が引き分けで、大分が勝っているという情報が入り、微妙な感じでした。勝つしかないなあと改めて感じた次第です。
そして後半もなんとなく山形ペースなんですが、どうも得点の匂いがしない攻撃で、また相手の高いラインに対してディエゴが何度もオフサイドを取られ、チャンスを潰しておりました。そんな中、２０分過ぎ途中出場してきた金森一人にドリブルで運ばれ、失点してしまいます。それでも山形の選手達は顔を挙げ、虎視眈々とチャンスを伺っておりました。それが実を結ぶのが３８分、シュートの毀れ球を見事に決めたのが山田でした。今シーズン初ゴールがこの大事な時期に飛び出しました。この後、山形の選手がボールを掴んでセンターサークルに戻った後も、福岡の選手が、がっかりしてしまったのが３、４人の選手が倒れたままでした。まだロスタイムを含めると１０分近くある時間帯ですし、ここからが本当の勝負なんでしょうけど、個人的には気持ちが切れちゃったように見え、もしかすると逆転もあるかもしれないなあと一瞬感じました。それに、この後相手ラインの裏に抜けたディエゴのプレーなどは、相手ＤＦの戻りが遅く感じましたものね。このときはディエゴのトラップが大きくなりすぎて相手ＧＫに取られてしまいましたが。この後も何度かチャンスがあり、そしてついに逆転するのですが、このときもシュートの毀れ球に一瞬早く追いつき天井にぶつけるようなシュートを決めたのが、ここ最近先発から外れ、悔しい思いをしていたであろう中島が決めてくれました。その後長いロスタイムを含め上手く試合を終わらせ、山形勝利。この瞬間久々に、「やった〜、勝ったぞ〜」と叫んでしまいました。周りでは「次に繋がったぞ〜」と言う声の後に、「オ〜、水戸が勝ったぞ〜」と聞こえてきてました。大分の状況が心配だったんでしょうね。
結果として勝てて良かったのですが、上手くいかないシーンが多すぎですね。次の磐田戦ではもう少し何とかしないといけないでしょうね。
にほんブログ村
