一般紙を含め昨日の試合を振り返ってくれてました。スタッツを見るとシュート数４本に対して磐田が倍以上の１０本。とは言っても１０本しか打たれていないんですね。前半打たれなかったのが良かったかなあと思う。特に前の３人の寄せが早いのと迫力があったことで、後ろで回しているのにパスミスからタッチラインを割るシーンもありましたからね。効果的だったのでしょう。たまたまなのかそうなのか分からないが、山形とやる磐田は、意外に上手くいかないことが多い様に感じます。ＮＤスタで行ったときも、完全に山形の試合でしたが、あの時はチャンスで決め切れなかったツケが、後半駒野のシュートでやられてしまいましたが、昨日の試合では、上手くいかなかった部分も多かったが、決定的な一度のチャンスを見事に決め１−０で折り返したことが大きかったように思います。後半も、ずっと攻められ続けましたが、こちらも相手クリアー仕切れなかったボールに必死にあわせた伊東のプレーが実を結びました。
磐田には、前田、松井、駒野、伊野波等が試合に出ている。サッカーファンなら誰もが知っている国際Ａマッチに２０試合以上、駒野にいたっては７０試合以上の経験を持つ選手たちがいるチーム。そんなチームと対戦するのですから、ＡＣＬ経験はあるものの国際Ａマッチ経験が無い、山形の選手たちに力が入るのも当然でしょう。
逆に何故磐田は今Ｊ２でシーズンを過ごしているのか。シーズン始まる前はダントツで抜け出し、Ｊ１昇格を果たすものと誰もが思っていたはず。これだけの選手を集めても勝ちきれないのには、理由があるのだと思います。もっとシンプルに、そして貪欲にゴールを狙う、どの位置でもしっかりと前に運ぶことが出来るために、キャンプからやっていけてれば、全く違った磐田があったのではないかなあと思う。過去は過去として、生まれ変わらないと始まらないような気がするんだけどなあ。
さて昨日の結果は良しとして、次の試合が今年最後にならないためにもしっかりと戦うことはもちろんだが、サポータも見せてくれなくてはならないだろう。必死に戦う選手たちに目で見える結果は、やはりＮＤスタを満員にして、選手たちの頑張りに応えたいものである。
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