戦前から相性が良いといわれていた柏であったが、相性だけでは言いあらわせられない結果でしょうね。打つシュートが悉くいいところに飛んで行った山形に対して、ほんの少しズレていた柏のシュート。短いパスワークで相手の守備を壊しに掛かる柏の戦いは、山形ＦＷのプレスで崩され、あいまいに送るパスを松岡やアルセウがカットしてショートカウンターを仕掛ける展開。特に後半は決定機って殆ど無かったかなあと思うほど。柏がターンオーバーを敷いたといってもベトナムまでの移動を考えれば、厳しいところもあったのかもしれませんね。そういう意味では山形にとってはラッキーな部分でもあったのかなあとか思ったりもします。スコアーが動いて２点ビハインドであっても柏が動くのが少々遅く感じられたのは何故なのかは分からないが、代わって入った選手にも左程試合をさせなかった山形の集中力が高かったのかもしれませんね。この試合で一番大きかったのはやはりゴール。特にディエゴが良かったですね。あの２点目がこの試合で山形が随分有利になれた得点。特に前半終了間際に決めたことが大きかったですね。もちろん３点目は試合を決定付けましたけどね。
モンテ、柏に３−０で快勝(山形新聞)
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