先制点はまたしても相手。ちょっと困ったなあと思って見ていたら、直後にアルセウの弾丸ミドルで同点に追いついた。この１点が山形に勇気を与えてくれました。その後は攻めるも得点まで行かずに後半に折り返すことになる。後半立ち上がりにずるずると押し込まれＣＫを与えたものの失点せずにボールを運ぶことに成功するも、なかなかゴールが生まれない。後半１５分に、我那覇下げたタイミングで川西を投入。これが絶妙でした。ポストプレーでうまさを見せ、山形ＤＦ陣を下げさせる仕事をこなしていた我那覇が下がり、更に山形はボランチの位置まで下がりながらもボールをうまく運ぶ川西。相手ＤＦも川西をなかなか掴み切れない状態となり、１−１の均衡を破ったのは、その川西のシュート。それほど早いシュートではなかったようにも見えましたが、相手ＧＫ清水が伸ばした手の先を掠めるようにしてゴールに吸い込まれて行き、逆転に成功。更にキムのほんわりとしたクロスに、相手ＤＦの前に入って、左足を合わせ右隅に決めたのが山田でした。この直後に讃岐は３人目を投入したものの、仲間が足を攣ってしまい、思うように動けなくなってしまう。もちろんプレーは最後まで続けることは出来ましたが、本来の力を出し切れなくなってしまったこともあり、３−１のまま終了し、Ｊ２讃岐を退けることに成功した。天皇杯もこれで一段落ですね。さて次はホームで広島戦。天皇杯に続けてホームで試合が出来るのですから、万全な状態で望めそうです。とはいえ今日の高崎はチームが２４本シュートを打つ中で１本も打ててませんでした。逆にディエゴは８本も打ったのに１点も取れていない。なんともちぐはぐな結果ですが、是非リーグ戦ではゴールを奪って勝利してほしい。
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