時間帯別得失点

またまたこの話題に触れちゃいましょうか?と言うのも山形と徳島が両極端であるので、一昨日の試合をこの時間帯別得失点を見るとわかりやすい。しかし前半は得失点差が−1なのに後半−29は凄すぎます。ちなみに山形は前半−4、後半+9。徳島が後半も前半と同じくらいの得失点で行けば5〜8位くらいまで順位を上げることが出来るのでしょうね。もちろん山形も後半のような得失点であれば3位くらいまで上がれそうですが・・・。<得点>   
     前半    後半
 山形  14    30
 徳島  16    08<失点>   
     前半    後半
 山形  18    21
 徳島  17    37
前半だけを見ると徳島が若干上回っているが、後半があまりにも極端すぎる。徳島の足が後半落ちてしまうと言うことでしょうね。山形が前半サボって後半に足を残しているとは思えないが。ところでこの時間帯別得失点で凄いデータを出しているのが次節あたる横浜FCである。特に失点が凄い。前後半それぞれ15分づつ3ブロック、1試合6ブロックに分けたときにこれだけの試合を既にこなしているにもかかわらず、前半の16分から45分までの2ブロックで未だに失点が0。これは驚嘆に値する。他の12チームはこの時間帯で最低でも6失点していることからすると凄すぎる。次節この時間帯に何とか得点を取ってくれない物だろうか。出来れば16分から30分に1点31分から45分の間に1点、計2点を取って前半リードした形で後半に望めれば非常に良いのだが、現在の山形は前半ぐだぐだですので、どうなることやら。その上レアンドロが怪我をしていることから考えると、はあ〜、ため息しかでんわ。ところで下位に低迷している(山形もあまり威張れませんが)チームの共通点が見えてきます。それは後半残り15分の失点が非常に多いと言うことです。原因はいろいろ考えられますが、一つには劣性なのでリスクをかけて攻撃に出てカウンターで失点してしまう。もう一つは選手層の薄さから交代選手と先発メンバーにギャップがありすぎる。更にもう一つは、足が止まってしまう。この中で簡単に解決できる物はやはりフィジカルを鍛えて走り負けないようにすることぐらいで、それ以外はお金が絡むのでなかなか旨くは如何だろうなあ。但しフィジカルを鍛えるのも、そう簡単ではないがお金をかかけずにという意味では簡単かなあと思った次第。そうそう水戸のようにゴール前を固めるのも一つの手ではあるが、これはかなり難しい戦術のようにも思える。誰かが一瞬でも気を抜いたりミスをしてしまうと直ぐ失点に繋がってしまう。歴史と伝統で作り上げた水戸だからこそ出来る戦術なのかもしれない。山形があれをやったら間違いなくやられてしまう。

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