ダービー

今年最後のダービーが終わってしまった。何となくですが力が抜けてしまった。もちろん昇格争いから落ちてしまったからでしょうが。しかしねえ、毎年毎年第4クールは息切れしゃうんですね。これで10戦勝ち無し。そうはいっても今日のダービーは意外と面白かった。仙台は3人のブラジル人を擁し、更に大柴や熊林等そうそうたるメンバーでかなり押し込んで来るだろうなあと先発メンバーが発表になったときは思った物ですが、前半の前半はやけにボールが仙台サイドで展開するシーンが多かった様に感じたのは、先制するという意図なのか、仙台が不味いプレーをするからなのかわからなかった。徐々にスペースを使い始めた仙台ではあったが、山形も自陣に入ったボールに対してはプレスをきつくして上下で挟み込むようににしてボールを奪い、PAまで入れないような守備を展開したが、その分前線に人が足りなくなりロングボールも相手に渡すような形になってしまった。チャンスがあればボールをキープしながら前へと上がり少ない回数ではあったが決定的なシーンを何度か作った。但しこのチャンスに決めきる事が出来そうな動き出しをするが、枠に飛ばない。クロスの精度などかなり良い部分もあり、そのボールに反応する選手の動きも抜群であったにもかかわらずノーゴール、山形の命題といってしまえばそれまでだが、ドフリーなシーンで固くなってしまうのか、それとも自信の無さがそうしてしまうのか?レアンドロともう一人ポイントゲッターがいるなら楽勝の展開に持ち込めたかもしれない前半であった。後半は仙台が選手を替えて動き始めてきたのに対して多少遅れた対応になってしまい攻め込まれるシーンが多くなった様に感じた。但し交代を控えた分、佐々木や木藤のアクシデントに対応出来た訳で、様子見をした樋口は良い采配だったと言えるかもしれない。但し結果論ですが。もし2人使ってしまっていたらなんて考えたら怖い怖い。但し林ファンには申し訳ないが、ここ数試合の内容からすると、根本に変わって林を使った事には疑問が残るようにも思う。もちろん最近の中では良い部類の動きをしていたようには思うが、原でも良かったのでは無いだろうかと個人的には思っております。ロスタイムに入ってから3分が5分になってしまったのは仙台サポのプレッシャーが審判に与えてしまったように感じるのは私だけだろうか?逆に言えば山形ホームでもあれだけの人数で応援すれば審判にもある程度プレッシャーをかけることが出来るかもしれないが、現在の状況ではノープレッシャー状態ですものね。宮沢や根本にはゴール前ではせめて枠に蹴り込むだけの精神的な強さをつけて欲しい。テクニックはあるわけだから。まあそれでもシュート数(山形:13本/仙台:6本)を見てもわかる様に今日の試合は山形の物でした。山形の試合をしたにもかかわらず勝てない。良い試合をしたなあと言う印象だけが残る試合。来年は良い試合は必ず勝つ。悪くても堪え忍んで勝ちに繋げ、負けていても追いつく試合を是非是非してくれることを望んで止まない。尚上位争いをしている神戸、横浜、柏は全て引き分け。この試合を見た鳥栖は明日徳島とどの様な試合をするんでしょうね。最後に今日のダービーでは山形は警告を誰も貰っておりませんでした。審判と旨くつきあえたとは思えないが良く耐えたと言えるかも。


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