草津戦

立ち上がりからかなり上手く入れた山形であったが、チャンスはあれどなかなか点が入らない。それでも今日の山形は素晴らしかった。初めてのCKのチャンスに宮沢が蹴ったボールは小原に上手くあい、相手GKが弾いたように見えたがクロスバーに当たり、そのボールがGKの背中に当たるという運もあり得点。中二日の割にはかなりプレッシャーを高い位置から掛ける山形に対して草津は氏原をめがけて蹴り込むだけになってしまった。そして山形がボールを奪われカウンター気味に押し上げてきたところで、宮沢が上手くボールをカット、そのままドリブルで上がれ、中央に走り込んできた選手とフォアーに流れた北村と両方を狙ったグラウンダーのクロスを中央の選手がスルーし、フリーで北村が豪快に蹴り込んで2−0。その後も山形ペースで前半を終了。後半に入ると攻撃に出てきた草津に対して疲れが見え始めた山形。右サイドでボールを納めようとするがなかなか収まらず、また強くなった雨の影響なのかピッチサイドを割るプレーが多すぎて良い試合運びとはならなかったが、それでもしっかりシュートまでいけるシーンまで行けたいたのが良かったようである。最後はかなり引いてしまった山形に対して得点を奪いに来た草津といった構造が続く中レオナルドが上手く対応し、何とか完封。今年草津は後半になると得点を奪っているが、この試合では完璧に押さえ込んでしまった。これで暫定ながら6位に浮上し、上位3チームはまだ今シーズン休んでいない事から見ても次の試合が非常に重要になる。またここに来てC大坂が勝ち上がって来ており現在7位。次節ホームでは確実に勝って突き放し、上位に食い込んでいこう。