昨日と本日の明け方に行われた準々決勝で４強が決まった。マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リバプール、ミランといった顔ぶれで、イングランド・プレミアリーグ現時点での１位から３位のチームが残った。もう一つはイタリア・セリエＡで５位と苦しんでいるミラン。マンＵはアウエーでローマに数的不利な中１−２で破れはしたが、アウエーゴールを奪うことが出来たことからホーム・オールド・トラフォードでも余裕を持って試合に臨むことが出来たようだ。もちろんローマに先制ゴールを与えてしまっては、その余裕も吹き飛んでいたであろうが、前半で得点を積み上げ、更に攻撃に出られたことが大勝に繋がったのかもしれない。リバプールはホームでＰＳＶに３−０と勝利し、アウエーではアウエーらしい戦いで１−０と相手に得点を与えることなく勝ちきった。一番苦しんだのはチェルシーであった。ホームでバレンシアに１−１と引き分けたため、どうしても得点が欲しかったが逆にその攻撃が仇となって相手に先制を許す形になってしまったが、それでも粘り強く戦い、後半２点を取って逆転する事が出来た。こうなるとアウエーゴールからバレンシアは逆に苦しくなってしまい。そのままチェルシーが逃げ切ってしまった。準決勝は今月の２４，２５と来月１，２に行われる。組み合わせはチェルシーｖｓリバプール、マンＵｖｓミランといった顔合わせになる。決勝には確実にイングランドのチームが駒を進めることが確定したが、またマンＵがミランと当たることからイングランド同士の決勝になる可能性も出てきた事になる。
