エルゴラの評価

後半から入った北村や横山には可哀想な評価となってしまったが致し方なし。やまはり山形は運動量で相手に勝ってゲームをコントロールしない限りはどの様なFWが入ったとしても厳しい試合になってしまうことがこの試合ではっきりした事になる。
渡辺は自身のブログでは反省しきりであったが、評価は高かったようで、確かに相手のボランチを完全に抑えた事で、危ないシーンは殆ど無かった事が、勝利に繋がったのですから、そこそこの評価は当然でしょう。鷲田にサイドの何度も破られはしたが、失点に繋がるようなシーンは確かになかった。
財前はあのPKさえ確実に取っていれば間違いなく彼がMAN OF THE MATCHだったろうなあ。ぶっつけ本番のような試合であったにもかかわらず、やはり彼のパフォーマンスは攻撃で生きてくる。特に臼井とのポジションチェンジは生で見ているサポータ出すら、何故彼がここにいるのだろうなあんて思うことが今シーズンは幾たびあったことだろう。もちろん臼井とのコンビであるからこそ出来るのであろう。
このポジションチェンジと樋口監督をよく見ていると何か気がつくことがあるかもしれませんよ。
根本については多少コンビネーションであわない部分もありましたが、それ以外では積極的にゴールを奪いに行くシーンは他のFWにも刺激になったのではないでしょうか。この試合では彼がエースであることを知らしめましたことは間違いない。
 
GK 清水 6.5
DF 鷲田 6.0 小原 6.5 石川 6.0 レオナルド 6.5
MF 臼井 6.0 渡辺 6.5 宮沢 6.5 財前 6.5
FW 豊田 6.0 根本 7.0
サブ 横山 5.0 北村 5.0 木藤 −
監督 樋口 7.0 

MAN OF THE MATCH:根本
 
前半45分のみの出場ながら、財前の柔らかい左クロスに彼らしい「無理矢理」の左足ボレーで決めた決勝点インパクト無限大。01年にチーム得点王に輝いた後、度重なる怪我に苦しんだエースが、ついに復活の狼煙を上げた。