第17節 山形 vs 徳島 レポート

試合内容に関しては悲観するのものでは無いが、結果に関しては真摯に受け止めなければならないだろう。特にあれだけの決定機を作りながら、そしてあれだけの枠内シュートを撃っていながら、1点も取れなかった結果に関しては、反省すべき点は多々あったに違いない。もちろん私のような素人から言われるよりも選手達はその部分では感じ取っていることだろう。
但しデフェンス面では徳島相手であり、尚かつ中二日とタイトな日程であったことや練習場確保などかなりなハンディキャップをおった相手であった部分もあるが。特に際立って良かったと思えたのはレオナルドの存在だろう。攻撃面では彼の仕事ぶりはそれほど誉められる内容ではないが、ことデフェンス面では「旨い」と言った言葉が何度飛び出したことだろう。1対1のデフェンスでは顕著で、彼の存在が無かったらカウンター1本の恐ろしさをまざまざと見せつけられてもおかしくないシーンがあったが、これを難なく何事も無かったようにこなしてしまう当たりは流石である。スコアーレスであり、決定機を何度も迎えながらも得点できない攻撃陣に対する気持ちに切れることなく、彼がすべきことは確実にこなしてくれた。
まあしいて上げればCKやFKでもヘディングに競り勝つシーンをもっと見せて欲しかった。

同じ勝ち点、されど違う重み。攻める山形が徳島ゴールを割れず、スコアレスドロー。(J’Goal)
1点遠く、0−0ドロー 対徳島戦 (山形新聞)
山形10戦無敗2位堅持 (日刊スポーツ)
モンテ不発も2位堅持 (スポーツ報知)
徳島と引き分け負けなし10試合 (朝日新聞)
J2山形 詰め甘く 徳島とドロー (河北新報)
徳島と引き分け(毎日新聞)