2008年・山形の成績その1

試合の結果に一番かかわってくる得点、失点やシュート数、被シュート数についてまとめてみました。

  • シュート数順位

    順位 チーム名 得点 失点 シュート数 被シュート数 決定率(%) 被決定率(%)
    01    広島  99  35    654    390    15.14    08.97
    02    大阪  81  60    629    488    12.88    12.30
    03    仙台  62  47    584    504    10.62    09.33
     ・ 
     ・ 
    10    山形  66  40    432    450    15.28    08.89

残念ながらシュート数は非常に少ない数字となっており、15チーム中10位と下位と言っても良い成績でした。流石に広島は多くその次がC大阪と繋がり、宿敵仙台にも150本以上の差をつけられている。

  • 被シュート数順位

    順位 チーム名 得点 失点 シュート数 被シュート数 決定率(%) 被決定率(%)
    01    甲府  56  47    522    370    10.73    12.70
    02    広島  99  35    654    390    15.14    08.97
    03    福岡  55  66    459    411    11.98    16.06
    04    山形  66  40    432    450    15.28    08.89

被シュートでもベスト3に入ることが出来ずに4位となっている。シュート数の少なさに比べれば確かに良い成績ではあるのだが、シュート数よりも多い成績であったことがまとめて分かったことであり、多少びっくりしている。

  • 得点数順位

    順位 チーム名 得点 失点 シュート数 被シュート数 決定率(%) 被決定率(%)
    01    広島  99  35    654    390    15.14    08.97
    02    大阪  81  60    629    488    12.88    12.30
    03    湘南  68  48    467    485    14.56    09.90
    04    山形  66  40    432    450    15.28    08.89

シュート数に比べれば良く得点が取れたなあと思わせられる成績である。広島は目標であった3桁の100には届かなかったものの99は立派な成績。シュート数の多かったC大阪が2位につけるあたりは順当と言って良いうだろう。尚ここまで全く名前が上がってこなかった湘南が3位につけております。

  • 失点数順位

    順位 チーム名 得点 失点 シュート数 被シュート数 決定率(%) 被決定率(%)
    01    広島  99  35    654    390    15.14    08.97
    02    山形  66  40    432    450    15.28    08.89
    03    仙台  62  47    584    504    10.62    09.33

ようやくベスト3の成績が残せたのが失点数。広島は得点が多いが失点が少ないという理想的な形であり、ここまで全ての成績でベスト3以内を確保と言うよりは被シュート数以外全てでトップなんですなあ。尚仙台はシュートをある程度打たれているが失点はすっかり抑えてきていることが分かるような成績である。

  • 被決定率順位

    順位 チーム名 得点 失点 シュート数 被シュート数 決定率(%) 被決定率(%)
    01    山形  66  40    432    450    15.28    08.89
    02    広島  99  35    654    390    15.14    08.97
    03    仙台  62  47    584    504    10.62    09.33

ここに来て山形が初めてトップに立つ成績が現れてきました。それが被決定率。相手のシュートに対してどれだけの失点したかと言う味方であるが、山形の場合相手のシュートに対して8.89%しか失点しないといえる。これは11から12本のシュートで1失点することになる。もし相手が2点以上得点をするためには22から23本のシュートが必要になる計算になる。失点の少ない3チームがベスト3に名を連ねる結果となった。

  • 決定率順位

    順位 チーム名 得点 失点 シュート数 被シュート数 決定率(%) 被決定率(%)
    01    山形  66  40    432    450    15.28    08.89
    02    広島  99  35    654    390    15.14    08.97
    03    湘南  68  48    467    485    14.56    09.90
    04    横浜  51  56    385    491    13.25    11.41
    05    大阪  81  60    629    488    12.88    12.30
    06    福岡  55  66    459    411    11.98    16.06
    07    熊本  46  72    405    555    11.36    12.97
    08    岐阜  41  69    365    480    11.23    14.38
    09    草津  45  62    417    554    10.79    09.39
    10    甲府  56  47    522    370    10.73    12.70
    11    仙台  62  47    584    504    10.62    09.33
    12    水戸  52  70    491    490    10.59    14.29
    13    鳥栖  50  51    498    539    10.04    09.46
    14    徳島  40  72    423    490    09.46    14.69
    15    愛媛  39  66    476    510    08.19    12.94

最後ですので全チームの成績を決定率順位で並べてみました。山形はシュート数が少なかった割には得点を奪うことが出来たので決定率では広島を越えて1位となったようである。仙台が11位と沈んでいるのだが、やはり外国人枠を使わなかったことが災いしたようである。外国人枠を使って山形並みの決定率であったなら得点が現在の62から89と27も増えることから広島と首位争いをしていた可能性もあったかもしれない。監督の力とフロントの人材確保のアンバランスがJ1昇格を逃した結果になったのではないだろうか?都並時代の選手層で手倉森を監督にしていたならもしかすると昇格を果たしていたかもしれない。まあ続投にはなったが、フロントがもっと力を発揮していたならと悔やまれる結果がこのデータから垣間見えるような気がする。
逆に山形は守備を重視しながらも決めるべきところでしっかり決めてきたことがJ1昇格を果たす結果となったと思われる。但し来年以降現在の選手がどれだけ残ってくれるのか?悩ましい時期を迎えている。
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